就活の鍵は志望動機!採用担当者の記憶に残る書き方・例文・NG集 | 新卒就活.com

2016/08/26更新

就活の鍵は志望動機!採用担当者の記憶に残る書き方・例文・NG集

就活中に新卒の頭を悩ますのが志望動機です。志望動機は、熱意をただ書き連ねるものではありません。そのため、論理的に書くのに慣れていない就活生は、筆が止まってしまうケースが多いのです。しかし、コツさえ知れば志望動機は書けないものではありません。
今回は、就活中の新卒が今からすぐに取りかかりたくなる志望動機の書き方を例文を交えてご紹介します。

志望動機は就活をする上で何よりも重要

document-428331_960_720

志望動機は難しく、伝えきれない経験がある方も多いかもしれません。
しかし、志望動機とは、企業が重要視する内容です。なぜなら、志望動機は学歴・資格などの見える情報ではなく、企業への熱意や自分の魅力を伝える見えない情報にあたるためです。初めて会う学生に対して、この部分で人物像を見分けたいと考えている企業は多いとされています。

そのため、志望動機を充実させることが、就活で選考を通過する重要なポイントであることは間違いありません。では、一体どのように書き進めればよいのでしょうか。

志望動機を作成する時に含めるべき3つの要素

志望動機とは、大きく次のような要素に分かれています。

■業界を志望する理由
■その企業を志望する理由
■仕事で成し遂げたいこと

順序はこの通りでなくても構いませんが、どれも外せない要素です。志望動機はこれらの要素を組み込むとよいでしょう。

詳細はこちら↓
履歴書に書く志望動機の3つのポイント

自分目線になってない?相手目線の志望動機を書こう

dog-709338_960_720

志望理由は、なぜその企業を志望するに至ったのかを述べる部分という認識で間違っていません。しかし、志望動機という字面だけで何を書くのが正しいと考えるのは浅はかとも言えます。どうしても、人間はこちらサイドで考えてしまう生き物です。しかし、本当に理解しなければならない部分は、向こう側(相手側)にあります。
特に面接など、ジャッジしてもらう場面では、この傾向が強くなりますが、そこまで考えて行動できる人はなかなかいないのが現状です。だからこそ他社と差を付けられる部分とも言えます。

多くの学生が語りがちなのは自分へのメリット

学生の視点から企業を選ぶとなると、どうしても自分へのメリットに目が行ってしまうものです。しかし、採用担当者側は、その答えを聞いても「へぇー」に留まります。その先に「おっ!」と感じさせる部分がないと判断すらできないものです。
採用担当者からすれば、「この子を採用したらこんなメリットが予想できる」そういう学生に内定を出していきます。そのため、志望動機でも自分を売り出す必要があると言えます。

志望動機にも自己PRを忍ばせる

自分を売り出すとなると、自己PRだけの志望動機になってしまうのではないかという心配もありますが、表面上に出すわけではありません。逆転させると自己PRになっているようにするのです。

簡単に言えば、自分が持っているスキルなどは、企業に還元出来うるものとアピールできればいいのです。少し難しいことですが、ここまでできるようになると、段違いの志望動機が完成します。

志望動機の書き方①:経験に基づいて書く

dog-783516_960_720
業界の志望理由では、様々な分野がある中で、あなたがなぜその業界を選んだのかについて説明します。自分がそう思うようになった具体的な体験があれば、より説得力が増すでしょう。

自分らしさを伝える内容かどうか確認

きっかけとなる経験→志望する理由と、この2点を繋げて流れを作ることが大切です。この要素を作成する際は、自分らしさがあらわれるように意識してください。

きっかけとなる経験から志望する理由が書かれた例

【業界の志望理由 例文】

私は中学、高校時代と学習塾に通っていました。そこで指導をしてくれた先生がとても温かく、マニュアル通りの教え方でなく、生徒1人ひとりのレベルに合った課題を課してくれ、学ぶのがとても楽しかったという記憶があります。またその先生は勉強以外の相談にも気軽に応じてくれ、安心感がありました。
そこで私も生徒に勉強の楽しさを知ってもらい、安心できる学習の場を提供したいと思いました。そして、教育業界を志望するようになりました。

志望動機の書き方②:その企業でなければならない理由

girl-1045190_640
また、志望動機ではその企業を志望する理由が必要です。志望する業界内で多くの企業がある中、なぜその企業でなくてはだめなのか、を説明します。
この部分は、就活生に対して企業側が最も注目している点といえます。なぜなのでしょうか。

本気度を判断する基準になっている志望動機

企業を志望する理由とは、あなたが自社のことをきちんと研究しているのか、強みを理解しているのかなどを計るものさしとなります。『本当にわが社で働きたいのか』という志望の度合いを見ることができるのです。

企業側としても、できるだけ熱意のある人と仕事がしたいと考えるのは当然かもしれませんね。

研究がしっかりできている志望動機の例文

【その企業を志望する理由 例文】

その中でも貴社を志望した理由は「生徒との絆」を大切にしているからです。
講義授業だけでなく少人数性の個別指導や毎回の教室外への送迎システムなど、貴社は生徒や保護者の方へのケアを大切にしている点に魅力を感じます。塾は成績を伸ばすだけではないという考え方こそが、顧客からの信頼獲得に繋がり、業界内でもトップクラスのリピート率へと繋がっているのだと感じました。

志望動機の書き方③:仕事で成し遂げたいこと

cheers-839865_960_720
自分はその会社でどんなことがしたいのか、を説明します。自分の強みや自己PRと、成し遂げたいことがリンクしていると、より説得力が増します。

自分の特長を整理してから考えることが大切

そもそも、自分にはどのような特長があるのかを整理することが大切です。その後に、どのような仕事がしたいのか、リンクさせて伝えるようにしましょう。

仕事で成し遂げたいことが書かれている志望動機の例文

【仕事で成し遂げたいこと 例文】

私は貴社で、些細な点にも気を配りながら、生徒や保護者に『安心』と『学びの楽しさ』を伝える仕事がしたいと思い、志望させていただきます。
私は学生時代に塾講師のアルバイトを行った経験から、生徒を学力面以外でもサポートするように工夫してきました。実際、学習以外にも、学習環境や周囲との関係性も生徒のモチベーションには影響すると考えられます。生徒や保護者へヒアリングを行い、生徒の特性に合った学習プランを作成し共有して、塾全体でサポートするような仕組みを作りました。
このように、私は『安心』や『学びの楽しさ』を伝えるために、改善する姿勢があります。貴社でもそのシステムを作り上げる経営幹部になって、よりよい学習環境を提供したいと考えています。

志望動機をまとめるための有効なテクニック

girl-1339696_960_720

ここまで、志望動機の要素について確認しました。この要素をどのようにまとめればよいのか、テクニックをご紹介します。

志望動機を上手くまとめる際の文字数

志望動機を作成する際は、その文字数や分量を形式に合わせて整える必要があります。

【エントリーシート:450字】
エントリーシートは450 字程度の志望動機になるとされています。この程度の分量に整えることがおすすめです。

【面接:200~300字】
また、面接などで話す場合には、もう少し短く、1分程度で話し終わる内容にまとめます。
200~300字程度にまとめるとよいでしょう。話すスピードによっても変動するため、声に出して読みながら、自分で時間を測ってみてください。

その他のコツはこちら↓
就職の志望動機を書く際のコツとは

志望動機が書けない!そんな人が行うべき行動

turkey-714750_960_720

志望動機があらかた決まっている人は、上記の方法を取り入れて書くだけで、効果を発揮するでしょう。しかし、書くことさえも思いつかない人も中にはいるはず。そんな就活生でも志望動機が書けるようになるコツをご紹介します。

業界・企業研究から説得力のある志望動機を作る

志望動機に関わらず、選考を進めたいのであれば業界・企業研究は必要不可欠です。なんとなくこの会社いいなと思い応募したいけど、志望動機が明確ではないときは、業界・企業研究から志望動機を作り上げてみてはいかがでしょうか。
応募先の企業のことを深く知れば、自ずとここがいいな、この点は他社には見られない特徴だ、と気づくことができるでしょう。

OB・OG訪問を活用してみる

OB・OG訪問は、新卒の特権なので、これを使わない手はありません。OB・OGの入社理由などを聞いたら、なんとなくいいなと思ってた点を明確化できるかもしれません。
その他にもネットなどでは知らなかった情報を入手できるかもしれません。やって損はないでしょう。

やりたいことを挙げてみる

少なからず興味を持ったということは、なにかしらあなたと共鳴したということになります。何に共鳴したのかがはっきり分かればいいのですが、分からないときは、まずはやりたいこととリンクさせてみるといいでしょう。
将来はこんなことをしたい、将来の展望は○○、というような基準を出してみると、意外にも志望動機がスラスラかける人がいます。まずは騙されたと思って実践してみてください。

こんなNG志望動機になっていたら要注意!

girl-504315_960_720

また、思いが空回り、NG志望動機になっていることもあるようです。
以下の特徴に該当していないか、作成した志望動機を確認してみましょう。

■ホームページやパンフレットに書いてある情報を丸写ししている
■業他社からの使い回しており、そのまま他にも使えそうな内容である
■その企業が重点を置いていない『課外活動』『事前活動』に触れている
■理解度を見せたいあまり、業界説明や企業説明で文字数がかさんでしまう

「勉強したい」はマイナス評価!学生気分を脱出しよう

「将来、○○をしたいので、入社して学んでいきたい」と志望動機で述べる新卒がいます。一見、勉強熱心な学生と写りますが、新卒採用者からすれば、これはマイナス評価に値してしまうのです。

なぜならば、これは受け身姿勢だからです。会社は受け身ではなく、自分から率先して仕事を取りに行かなくてはなりません。そのため、勉強しに行く場でもない、受け身ということで評価はよくないのです。

「好きだから」ファンから脱出していない理由はNG

よく「貴社の○○が好き」ということを前面に出し、それを志望動機にしている新卒もいますが、それだけでは採用には至りません。

確かに好きという気持ちは大切です。しかし、好きだけでは仕事は勤まりません。そのため、ファンから視点と企業側の視点に立てることをきちんと伝える必要があります。
好きだからこそ、あなたしか考えられないことを志望動機に盛り込むべきでしょう。

褒めちぎっている

企業の誹謗中傷は、就活中はご法度ですが、逆に褒め過ぎてもいいのかというとそういうわけではありません。褒めることは良いことに見えますが、せっかくのアピールの場が無駄に終わりかねません。

家が近い

意外にも近場だから選んだという学生もいるようです。転勤などがある会社では、敬遠される志望動機です。また、家から近いとなるとうちじゃなくてもいいんだな、と思われてしまいます。

将来性に惹かれた

今までの功績により、今の地位を築いた企業からしてみたら、「将来性に惹かれた」と言われると、楽をしたい、あぐらをかきたいのだと受け取ってしまいます。
企業はさらなる発展に向けて、新卒を募集しているので、頑張る気がない人は採用しません。

その他のNGな志望動機を知りたい方はこちら↓
採用されない3つの志望動機とは
志望動機書の適切な書き方とNG例まとめ
選考に落とされる履歴書の志望動機例文まとめ
志望動機対策まとめ

就活の志望動機では構成要素を整理して自分の魅力を上手に伝えよう

womens-1594288_960_720
今回は、就活での志望動機についてご紹介しました。志望動機を作成するときは、構成する要素・組み立て方・伝える分量に注意することがポイントです。

また、志望動機ではNGポイントがあります。慣れていない時期は特に書いてしまう傾向があるため、避けるように意識しましょう。
慣れてくると、短時間で志望動機を構成することができます。後悔のないように、充実した志望動機を作成してくださいね。