最終面接でよくある質問と回答ポイント | 新卒就活.com

2016/08/22更新

最終面接でよくある質問と回答ポイント

通常、面接は複数回行われます。企業によっては5回、6回と数を重ねる所もあります。職種別採用の企業で部署人数が比較的少ない場合には、部署全員と面接してもらった上で自社と合うか否かを見極める程、採用に力を入れている企業もあります。

当然ですが、どの段階の面接に臨むかによって、取るべき対策は変わってきます。特に最終面接は、企業によってかなりスタイルが変わってきます。そのため対策を講じるのも一苦労です。
今回は、そんな最終面接で比較的多く見られると思われる質問を取り上げて、回答のポイントを押さえていきたいと思います。

面接を担当する人の役職によって変わる対応

まず、担当面接官の役職によって、意識すべきポイントは変わってきます。
最終面接は基本的に社長をはじめとする役員クラスが出てきます。特にベンチャーであれば、ほぼ確実に社長が対応するでしょう。しかし、人気企業の場合、応募者が多いこともあり、現場監督者クラスと人事が対応することも多いです。今回は、典型的な最終面接である前者のケースについてご説明します。


前者、つまり役員クラスの場合、大切なのは「入社への熱意」と「早期で辞めないと安心してもらうこと」です。現場クラスが「能力は充分です」と判断した学生を、面接のベテランが「より見極め難い熱意とストレス耐性」があるかを判断します。会社の戦力として採用する訳ですから、1年や2年で辞められては困りますので、長期に亘って働いてくれる学生か見極めるのです。ちなみに、すぐ辞められると面接を担当した役員の汚点になってしまうという事情もあったりします。

「入社への熱意」を見極める質問

代表的な所は以下の通りです。

なぜウチの会社を志望したのですか?
志望動機です。当然、最も重要な部分です。特に最終面接では「なぜその業界なのか?」「なぜその会社なのか?」「なぜその職種なのか?」といった深いレベルまで詰め切っておきましょう。面接官に「それなら他の会社でもできるけど?」「他の会社もやってるよ?」と思われないレベルまで、キチンと分析しておきましょう。
ウチの会社で何をしたいですか?
入社したいと思うのであれば、当然やりたいことがあるはずだと面接官は考えます。その会社でなくとも取り組めることであれば、面接官は「他の会社でも良いんじゃないの?」と考えます。入社の熱意も低いと判断されてしまいます。なぜ自分の取り組みたいことはその会社でなければ実現できないのか、そのレベルまで詰めておきましょう。
ウチの会社をどうしていきたいですか?
入りたいと思う会社であれば、当然会社の将来についても考えているはずです。将来の業界内でのスタンスや事業の強みなどを自分はどうしていきたいと考えているのか、それを通して熱意の丈が問われます。勿論、自分の好みだけで回答しては通過できません。会社の中長期計画、今後の事業戦略を踏まえた上で回答を詰めておきましょう。
学業について
特に大学の研究について尋ねてくる面接官も多いです。大手ですと面接時間が短い会社が多いためあまり見られませんが、ベンチャーの最終面接は社長と1対1のことが多く、この手の質問も結構尋ねられます。わざわざ大学に進んで数年かけて取り組んだことですから、それを続けないで就職するという決断を下した理由は、面接官からすれば当然気になります。そこにキチンとした軸がある学生ほど、芯がしっかりしていると判断できるため、採用に至る可能性も高まります。

「ストレス耐性」を見極める質問

代表的な所は以下の通りです。

これまでの人生で困難だったこと、それを乗り越えた経験について
長期にわたって働けるか見極める上で、ストレス耐性があるか否かを見られますが、その最も端的な質問が「困難を乗り越えた経験」です。苦しい状況におかれた時、冷静に現状を分析して、主体的に乗り越えていけるか、その適性がある学生を企業は好みます。
これまでの人生で下した大きな決断について
たとえば受験、大学の学部選び、研究内容選びなどですが、人生の中で下した大きな決断について深堀りしてくる面接官もかなり多いです。単に「何となく」や「とりあえず」「周りがそうだから」などで決断を下してきた学生は、「望まない状況になった時に我慢できなそう」といった印象を持たれやすいです。
仕事について理解していますか?
総合職採用でも希望職種の提出を求める場合が殆どですが、仕事内容についてキチンと踏まえているかも意外と問われます。第三希望あたりまで提出させる電機メーカー等では、面接官によっては「なんでこの3つなの?」と第一志望以外についても尋ねてくるケースもしばしばです。仕事内容についても面接前に改めて押さえておきましょう。特に仕事の泥臭い面についてもしっかり押さえている学生ほど、安心して採用することができます。

以上、最終面接(役員面接)のオーソドックスな質問事例でした。面接官によっては雑談のような話だけで終わるケースもありますが、そうした最終面接は特異で数少ないレアケースです。まずは汎用的な質問について、しっかりと押さえておきましょう。