留年経験のある就活生の返り咲き!内定率がUPする3つの方法 | 新卒就活.com

2016/08/22更新

留年経験のある就活生の返り咲き!内定率がUPする3つの方法

留年してしまうとその後の人生お先真っ暗というイメージですが、悔い改めて行動していたのであれば就職活動でもそれなりに評価してもらえます。しかし、伝え方ひとつで面接官の受け取り方が変わってしまうので、細心の注意を払う必要があると言えます。では、どのような点に気をつけて面接に臨めばいいのでしょうか。
今回は、留年経験のある就活生が内定を勝ち取るための方法をご紹介します。

面接で留年の理由は聞かれるので覚悟しておく

留年経験のある就活生はここを気をつけろ!
就活生の中には、留年した経験をお持ちの方もいるかと思います。斯く言うこの記事を書いている筆者も、1年留年した中で就活を行いました。
人によっては「留年したことがマイナスになるんじゃ……」と不安に思うかもしれません。ですが結論、留年した経験は就活において、ほぼマイナスにはなりません。実際筆者も1留で行った就活で世間が言う所の「大手企業」から幾つか内定を頂くことができました。

ですが、単に留年を留年で片づけてしまうと、それは決定的なマイナスになりかねません。留年をマイナス要因にしないためには、それなりの準備が必要です。今回はその辺りについてお伝えできればと思います。

気をつけて頂きたいのは、「留年した理由」の伝え方です。極論これさえ押さえておけば、留年という壁は怖くありません。
少々余談混じりですが、留年理由は就活でそこまで問われません。尋ねてくる面接官はほぼいませんし、ESにはそもそも記入欄自体ありません。企業からしても、1留くらいでしたら「普通にいる」と認識されます。たとえば2人の就活生の評価が余程拮抗していて判断材料が欲しい等の場合でもない限り、目を向けられることは少ないです。

面接官が留年の理由を聞く意図

面接官も意地悪をしようとして留年のことを聞いてくるわけではありません。どんな人間性の持ち主なのか把握するため質問してくるのです。

自己管理能力を見る

留年は、真面目に大学に行き、授業を受けていればそうそう起こるものではありません。そのため、欲望のままに行動するのか、自分を律せるのかを見極めるために、留年の理由を聞かれます。自己管理応力は高いが、どうにもならない事態でやむを得ず留年してしまったなどが分かると、評価は下がらないでしょう。

失敗から何を学びどうしたのか

人間は失敗の連続で、その数だけ成長していくものです。初めから成功する人はほんの一握りです。ですから、失敗をどうこうする気は面接官にはありません。それよりもこの失敗から何を学び、どうしていくのかが企業側は知りたいのです。
このような企業の意図があるので、改善までの行動などをしっかり答えられるようにしておかなければなりません。

留年した理由は必ず整理しておく

まず大前提ですが、留年した理由をキチンと説明できるようにしておきましょう。
ですが、ここで1点注意して頂きたいのは、必ず「納得感ある説明」が必要だということです。
たとえば、面接官から「留年していますが、それは何故ですか?」と尋ねられた時、「単位が足りずに進級できませんでした」と伝えたとしましょう。当然ですが、面接官はマイナス評価しか下しません。

留年の直接的な理由は確かに「単位が足りなかった」つまり「勉強不足だった」ことかもしれません。ですが「勉強不足だった」理由は果たして何でしょうか。サークルに熱中していたから? ボランティアに精を出していたから? アルバイトに熱中していたから? それとも他の何かでしょうか。そうした他の理由が必ずあるはずです。それをキチンと押さえておきましょう。
ただ中には、納得感ある理由が無いという就活生もいるかもしれません。以下、納得感ある理由の有無それぞれの対応を見ていきます。

納得感ある理由がある場合

明確な理由を持って留年した場合、基本的にその理由を伝えれば問題ありません。ですが、面接官によっては深く訊いてくるケースもあるので注意しておきましょう。

「納得感ある理由」をもって留年したということは、自分の意志で留年したということです。
つまり「わざわざ留年してまでやるようなこと」に取り組んだのだと、やや大きく捉える面接官もいます。
そうではなくとも、「わざわざ留年する必要はなかったのでは?」「他のやり方もあったのでは?」などもやはり気になる所です。「留年」とは重い決断です。それを選んだ訳ですから、それだけ深く考えた背景があるはずだと普通は思います。

「納得感ある理由」を整理する上では、

  1. 留年した理由に妥当性がある(わざわざ留年するだけの理由がある)
  2. 留年してまで取り組んだ相応の成果がある

この2点を押さえておけば基本的には問題ないでしょう。特に重要なのは (1) です。
押さえるポイントとしては、

  • 留年する以外の選択肢のメリット、デメリットは何だったか。
  • 留年する以外の選択肢はどのようなものがあったか。
  • それらと比較して留年を選んだ決め手となったことは何か

これくらいを伝えることができれば問題ありません。基本的なスタンスは「他の選択肢をキチンと調べていて、それと比較検討して留年を選んだ」ということが伝われば充分です。

納得感ある理由がない場合

もし、それでも「単に勉強しなかっただけ」「遊び過ぎた」等としか言えない場合、それを素直に伝えましょう。
ただその際、その反省も必ず合わせて伝えましょう。
たとえば「やる気が出なくて」「授業がつまらなくて」等の理由で講義に出なくなり、単位が足りなくなってしまった人もいるかと思います。筆者の友人にも「パチンコにはまりすぎて」講義をすっぽかすようになった人がいました。
その場合、「なんでそうなったのか?」「その反省を踏まえて、次はどうしたのか?」の2点をしっかりと相手に伝えましょう。「なんで授業がつまらないと感じたのか」「なんでやる気が出なかったのか」その理由を明確にすることが大切です。そして、それをどう反省し、留年時にどう活かしたのか、それを伝えましょう。

そうした反省を意識的かつ論理的にできる人は、企業にとって魅力的な人材です(PDCAという社会人にとって重要な要素に絡む話になりますが、ここでは割愛します)。どんな納得感のない理由であれ、その反省を次に活かした経験は、プラス評価は難しいかもしれませんが、少なくとも減点はされないでしょう。

留年経験者が選考を進むためには「理由」と「伝え方」が肝心!

以上が、留年したことでマイナス評価を受けないためのポイントです。
納得感ある理由の有無に関わらず、大切なのは「理由」です。それをしっかりと押さえておきましょう。

また、その理由をどのように伝えるかも重要になってきます。言葉のニュアンスや選び方で相手の受け取り方は、まったく異なります。少しでもマイナス評価を避けるためにも言葉の選び方は慎重になるべきです。
photo credit: Logan Brumm Photography and Design via photopin cc