自己紹介と自己PRの違いを活用して面接の評価をUPさせる方法 | 新卒就活.com

2016/08/22更新

自己紹介と自己PRの違いを活用して面接の評価をUPさせる方法

面接で、出題率が高い質問として自己紹介と自己PRがあります。言葉が似ているため、 同じものと間違って認識してしまっている就活生がいますが、面接官からしたら、質問の意図が違うので勘弁してほしいといわれています。ここでは、面接官をあっと言わせるために自己紹介と自己PRの違いを把握して、面接を勝ち上がりましょう。

自己紹介と自己PRの違い

自己紹介と自己PRは別物

自己紹介と自己PRは、面接では必須と言っても過言ではないほど出題されます。就活生の中には、両者を同等、または混同してしまっている人が見受けられますが、それは大きな間違いです。
自己紹介と自己PRは全くの別物です。簡単に相違点を挙げるとすれば、

◆自己紹介=薄く広く伝えること
◆自己PR=狭く深く伝えること

といった感じになります。これだけ見ても、何のことかわかりづらいですよね。それでは、それぞれについてもう少ししっかりみていきましょう。

自己紹介とは「薄く広く伝えること」

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自己紹介とは、本で言えば「書評」のようなものです。自分の「人となり」を簡単に伝えるものなのです。
ですが、「小学生時代はこんなことを、中学生時代はこんなことを・・・」と、単に出来事を羅列しているだけでは意味がありません。それでは面接官も質問のきっかけが掴めず関心がわかないのです。

性格や価値観を軸に構成し裏付ける経験を2つほど盛り込む

自己紹介は「人となり」を知ってもらうためのものです。そのため出来事を軸にして話を組み立てるのではなく、「あなたがどんな人なのか?」という性格や価値観を軸に構成を考えましょう。
また、性格や価値観が端的に現れた経験を1つか2つ挙げましょう。しっかりと説得できるエピソードを盛り込んでください。

「自分の能力」や「志望動機」に繋げる

そして、そこで感じた事や意識した事を少し盛りこんで「自分の能力」や「志望動機」に繋げておくのが無難です。

人となりが分かる自己紹介の例文

たとえばアルバイトを自己紹介にする場合、以下のようにするといいでしょう。

【挨拶】
◯◯大学◯◯学部の◯◯と申します。宜しくお願い致します。

【経験を1つ2つ程度話す】
私は大学時代、◯◯のアルバイトをしてきました。最初は普通にお金のために働きました。
そんなある日サークルで後輩の教育を担当して感謝された経験から、アルバイト先でも同じことをやってみようと思い立ちました。
売上や顧客満足度という具体的な目標を伴う教育は非常に難しかったですが、学べることも多くて非常に有意義でした。

【志望動機や能力アピール】
卒業後も、その時に学んだことを活かして働いていきたいです。

【結び】
簡単ですが、以上で自己紹介とさせて頂きます。本日は宜しくお願い致します。

少し抽象的ですが、このような要素が入っていれば良いかと思います。

面接官に話題の切り口を多く提供する構成を

経験はできれば複数入れておきたい所です。面接官が「これ以上、バイトの話は広がらないかな」と話題を変えたい場合に、「そう言えば、さっきサークルって言ってたけど」と別方向から話を切り出せるようになります。話題の切り口を多く提供しておくことで話が詰まることもなく、学生側からしても様々な経験をアピールできるようになります。

志望動機や能力アピールはさらりと入れておきましょう。決してガッツリ語ってはいけません。これはあくまで自己紹介ですので、長々と話しては逆に悪印象です。面接官に話のネタ(=ツッコミ所)を提供するくらいの意識でいましょう。

自己PRとは「狭く深く伝えること」

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自己PRとは逆に、1つのことを深く伝えることです。いわゆる就職活動で一般的に言われる「自己PR」はこちらです。

こちらで大切なことは「能力」や「志望動機」を、とにかく論理的・説得的に伝えることです。
たとえば、自分の能力をアピールする場合、なぜその能力がアピールポイントになるのかを1つの経験(たとえばサークルでの経験)に基づいてとことん話します。

失敗から成功に結びつけ次も成功させる再現性を絶対に伝える

自己PRを作る際に、意識すべきは以下の点です。

◆PDCAを回した経験を話す
◆行動に再現性があることをアピールする

PDCAとは、

①Plan(計画)
②Do(実行)
③Check(測定・評価)
④Action(改善する)

の頭文字です。会社で働く上で誰もが意識すべきことと言っても過言ではありません。つまりこのサイクルがうまく回せている学生は、面接官としても「会社に入った後、活躍できる」と判断できます。要は外れる可能性が少ないのです。

行動の再現性とは、簡単に言えば「あることを何回任せても同じ成果を出せること」です。たとえばAという仕事を任せた時、以前はちゃんとできたのに、今回は全く成果が出なかったという社員がいたとします。この場合、当然ですが、次に同じ仕事を任せるのに躊躇してしまいます。それは行動に再現性がない=次も失敗する可能性があるからです。

あっと言わせる自己PRの例文

私は、デパートでのアルバイトを4年間していました。そのアルバイト期間で、私は、人見知りをせずに、人の心をどうしたら掴めるのかに焦点を当てて働きました。私自身が人見知りのため、人と話すことが苦手でしたが、まずは、お客様の話を最後まで聞く姿勢を身に付け、相手の望みを把握しました。そのあと、復唱しつつ、疑問点を交えてお客様のご希望に合う商品の提案や他にも喜ばれるものがあると感じた時は、そちらもご紹介しました。
その結果、私が提案したものをプレゼントしたら想像以上に喜ばれたということでわざわざ、ご報告に来てくださいました。真摯に向き合えば、お客様に伝わると知り、アルバイト以外にも友人に対しても、その対応を行うようになり、信頼を得ることができました。
一人一人に向き合っていく、御社の仕事にこうした経験を活かしていきたいと思っています。

働いた時の姿が思い浮かぶようにアピールする

仕事を行う上では、

◆「なぜ失敗したのか?」を振り返り、次の成功に結びつける力(=PDCA)
◆「なぜ成功したのか?」を振り返り、次も成功する(もしくはより高いレベルで成功する)力(=行動の再現性)

が求められます。自己PRで伝えるべきは、この2つです。
この2つを駆使して、「会社に入った後、活躍できる」可能性を見せましょう。

就活苦戦者からのアドバイス

上記のような点をしっかりおさえられれば、面接官の心をつかむ可能性は高くなります。しかし、本番で、練習同様の力を出せなければ、意味がありません。そこで、就活に苦戦した私から、アドバイスを贈ります。就活終盤になって、もっと早く取り組んでおけばよかったことを中心にご紹介しますので、参考になれば実践してみてください。

恥ずかしいけど面接風景をビデオ撮影しよう

皆さんは、面接官の立場になって自分を見たことがありますか。面接官の気持ちになってみないと見えてこない答えもあります。そこで、今回おすすめしたい方法は、ビデオカメラで、自分の面接風景を録画する方法です。
以下のような手順で行ってみてください。

【1】友達に面接質問シートを作ってもらって、どのような質問がくるか分からない中で、答えられるように自主練。友達に紙に質問を書いてもらうのもよし、声に挙げて質問を読み上げてもらい録音するもよし、自分にあった方法で行ってみましょう。
【2】自分の姿がどう面接官に写るのかビデオを録画して確認
【3】面接官のつもりで、ビデオを確認し合否をつける。友達にも見てもらえるなら見てもらうと、より良いでしょう。
【4】伝えたいことが伝わっているか確認。

このような手順で行えば、突拍子もない質問にも焦らずに応対でき、面接官から見た自分の姿も確認できます。ビデオ越しに見ると、自分ではできていると思っていても実際にはできていないことがあります。この機会に悪いとこをすべて把握し、改善しましょう。

過去を語る”自己紹介”・未来をみせる”自己PR”で面接に挑もう

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面接の質問で多い自己紹介と自己PRの違いについてご紹介しました。自己紹介は“過去を語る”もので、自己PRは“未来をみせる”ものです。ここさえしっかり押さえておけば、的外れな答えをすることはないでしょう。
就活はいくら考えても、完全な答えは見つからないものです。考えて動けなくなる前に、まずは行動してみるようにしてみてください。しかし、ただ行動するのではなく、PDCAを考えながら行動するといいでしょう。

自己PRがなにもない3年生が7月からやるべきこと