「学生時代に最も力を入れたことは、就職活動です。」 | 新卒就活.com

2016/08/08更新

「学生時代に最も力を入れたことは、就職活動です。」

学生時代に最も力を入れたこと│新卒就活
「学生時代に最も力を入れたことは何ですか?」

チマタでは「ガクチカ」と略して称されるにまで成り上がった面接での定番の質問の一つです(流行に乗じて本記事でも以下、上記の質問をガクチカと称します)。多くの就活生はガクチカに対し、サークルやアルバイトの身近に溢れるあるあるネタを語りますが、中にはガクチカに対して他の就活生と差別化して答えようと、被災地にボランティアに出かけてみたり、リュック一つで長旅をしてみたり、ホームレス生活を経験してみたりと必死になって異色な経験をしようとする本末転倒な学生も現れるほどです(個人的にはそれはそれで悪くないと思っています)。ではそもそもなぜ、ガクチカが問われるのか、読者の皆さんは考えたことがありますか?

今回は「学生時代に最も力を入れたことは何ですか?」の質問にフォーカスしてお届けします。

ガクチカの意図

個人的な見解で大変恐縮なのですが、僕はガクチカの意図は、「再現性の担保」にあり、「学生時代に最も力を入れたこと」を通じて、入社後に「力」が再現されるかどうかの担保を探るために問われるのだと僕は考えています。表現は違えど、恐らくどこの企業も同じような意図に沿ってガクチカを問うていると思われます。

恥ずかしながら僕は、就活中、ガクチカに対して胸を張って答えることが出来ませんでした。典型的な大学生らしい大学生活を満喫してきたため、サークルもアルバイトもインターンシップもボランティアもゼミも人並みには経験してきましたが、入社後に再現性を担保できるほどの頑張った経験は学生時代していなかったからです。

しかし、自分がガクチカに答えるネタがないことに気づいて焦り始めた頃には時既に遅し。第一志望企業の面接も着々と近づいていたため、面接までにガクチカのネタを稼ぐ時間の余裕はありませんでした。そのため、周りの就活生がガクチカに対して胸を張って学生団体立ち上げの苦労話や企業とのコラボ商品の企画などを語っている姿を横目に、ガクチカに対して胸を張って答えられない自分にコンプレックスを抱くようにさえなりました。

そこで僕は、ある種本末転倒ではありますが、「学生時代に最も力を入れたことは就職活動です。」と胸を張ってガクチカに答えられるくらい本気で就活に取り組もうと決意しました。なぜなら、自らのコンプレックスを解消するためであったり、ガクチカに対して他の就活生と差別化して答るためという就活生としてはいささか不純な動機もありますが、就活には上記で説明した再現性の担保が見込めるとも考えたからです。

しばしば耳にする喩え話ですが、「内定」を「クロージング」、「企業」を「顧客」、「求める人物像」を「ニーズ」、「対策」を「戦略」、「ES(若しくは履歴書)」を「カタログ」、「自分(就活生)」を「商品」に置き換えると、就活とは、クロージング達成に向け、顧客のニーズに応えられるよう戦略を練った上で、カタログを示しながら商品の提案をする活動です。この一連の流れは、企業におけるマーケティング活動やセールス活動そのものと言えるでしょう。

ガクチカと対を成して問われる、「学生時代に最も力を入れたことを通じて得た結果」に対しても、就職人気企業ランキングで上位にランクインするようなブランド企業から内定を得ることは、就活力の高さの証明に他ならず、その就活力とは、マーケティング力やセールス力といった文系職であれば入社後に核となる能力に関する再現性の担保にもなると僕は考えたのです。

就活を振り返って

残念ながら結果として、僕は就職人気企業ランキングで上位にランクインするようなブランド企業からは内定を得ることが出来なかったため、就活を通じての結果の部分については何も担保できていないところがなんとも心もとないのですが、せめてもの救いは、「学生時代に最も力を入れたことは、就職活動です。」と、学生生活を終えた今でも胸を張って言うことができることです。3ヶ月間という就活としては非常に短い期間ではありますが、活動していた3ヶ月間は他の就活生に引けを取らない圧倒的な行動量であったとも自負しています。

もし、就活を目前にして、学生時代に頑張ったことがないと焦っている学生は、「学生時代に最も力を入れたことは、就職活動です。」と胸を張ってガクチカに対して答えられるくらい、本気で就活を頑張ってみてはいかがでしょうか?

本気で就活を頑張れば、自ずと必ずどこかの企業はあなたを評価してくれるはずです。逆説的ですが、あなたを評価してくれる企業を探すためにも、本気で就活を頑張ってみてください。