インターンシップにおける日本と欧米の違いとは | 新卒就活.com

2016/09/15更新

インターンシップにおける日本と欧米の違いとは

日本でのインターンシップは普及が進んでおり、就職にまつわる環境の変化と合わせてさらに注目を浴びています。
一方で、インターンシップの本場である欧米とは大きな違いがあるのも事実です。
そんな、日本と欧米のインターンシップの違いについて迫ります。

インターンシップにおける歴史の差

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日本にインターンシップが導入されたのは、1990年代と、比較的近代になってからです。
対して欧米では100年以上前にすでにインターンシップが導入されており、歴史やシステムに大きな隔たりがあります。

●日本は終身雇用の考え方が根強く欧米は新しい人材を積極的に採用する風土があった

日本にインターンシップが中々浸透しなかった背景に、終身雇用の考え方が強かったことがあります。
働き始めること=生涯働くこととされており、新たな形で人を受け入れる事に拒否感が強かったのです。
一方、欧米では夏休みなどの長期の休み期間を利用して、学生を会社に招き入れ、職場体験をする制度があったなど、歴史だけでなく文化にも大きな差があるのです。日本企業は、慣れない人材受け入れを負担に思ったと言う面もあります。

欧米のインターンシップでは日本と違って就職が前提!

日本と欧米のインターンシップの違いは他にもあり、日本のインターンシップが直接の雇用に結びつくケースが少数派である一方、欧米では採用の一環として組み込まれることが多いと言う点です。
欧米で雇用と直接結びつくインターンシップが実施される理由は、優秀な学生を早めに確保できることや、学部などを絞り込んだうえで大学などに直接働きかければ、応募者自体の適職率をあげられることなどがあげられます。

●キャリアや休暇取得の条件を優先することが多い欧米は早期転職や退職が一般的!

また、直接雇用に結びつけることで、学生の意欲などをはかりやすくなるのもメリットです。
キャリアや休暇取得の条件を優先することが多い欧米では、早期の転職や退職も一般的です。
そのため、早目に人員を確保することや、一年を通じて欠員補充のためのインターンシップを募集することも一般的なのです。

日本のインターンシップに参加するメリットとは??

欧米のインターンシップは非常に進んでおり、メリットが多いように見えますが、日本の制度にもいくつかメリットがあります。
欧米のインターンシップは数カ月にわたる長期の実施が前提になっており、そこで適性が無いと判断され、採用が取り消された場合のデメリットは非常に大きくなります。

●欧米は長期実施が前提・日本は数日から数か月と幅広い範囲を選択できる!

一方、日本のインターンシップは数日から数カ月と幅広く選べるのが特徴で、より多くの企業の現場を知るうえで有利と言えます。
特に自分の適性自体が手探りな学生にとっては選択肢が多く、チャンスをつかめる可能性が多いのは大きなメリットです。
また、欧米では新卒者であっても即戦力になることを期待されることが多いため、新人教育に時間を割くと言う意識が希薄な場合もあります。
企業によっても異なる部分でもありますが、欧米ではより競争が厳しいためインターンシップにこぎつけるまでのハードルが高いのも確実と言えます。

インターンシップにおける日本と欧米の違いは実施期間!

日本と欧米のインターンシップには大きな違いがあり、感覚も全く違います。
国それぞれのインターンシップが醸成された文化や風土があるため、実は部分の違いだけを見比べるのは余り意味がないのです。
国の違いは文化や考え方の違いであり、全体像でとらえることが重要であると、インターンシップ制度の違いが教えてくれるのです。