グループディスカッションで評価される4つの能力 | 新卒就活.com

2017/09/20更新

グループディスカッションで評価される4つの能力

グループディスカッション(GD)では、何よりも「協調性」が見られています。極論、これだけで通過できる場合も少なくありません。
グループディスカッション(GD)は、面接やエントリーシートでは見えにくい力=「他人と協調して仕事ができるか否か」を見極める為に行われます。「仕事ができるか否か」は、面接だけでも推し量ることができますが、他人との協調性は面接ではなかなか見えません。よって、グループディスカッション(GD)では「他人と協調して」という部分に評価の重きが置かれます。
ですが、やはり武器が一つでは少々心もとないですし、加えて企業も複数の要素を評価基準として設けているのが普通です。なぜなら「協調性」は、職場の空気を乱さない、空気を読むといった「仕事環境」に係わる要素であり、社会人として持っておくべき最低限の要素だからです。つまり、協調性があるから仕事が出来るとは限らないのです。

1. グループディスカッション(GD)の評価ポイントは大まかに4つ

グループディスカッション(GD)で評価されるポイントは、集約すると主に4つあります。

  • 協調性
  • コミュニケーション能力
  • 主体性
  • 論理的思考力

それぞれ具体的に見ていきたいと思います。

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グループディスカッション選考は様々な企業で用いられています。どれだけ志望度が高くても、グループディスカッション選考で落ちてしまえば、せっかく時間をかけて考えた志望理由も言わずに終わってしまう可能性もあります。
そうならないためにも、

*評価基準は何であるのか
*どんな立ち回り方をすれば良いのか
*どんな課題の傾向があるのか

などを知ることが大切です。このマニュアルを読めば、グループディスカッション選考で悩む必要はなくなるでしょう。

2. 評価ポイントその1 〜協調性〜

何よりも押さえておくべきは「協調性」です。簡単に言えば「和を乱さないように振る舞える」「周囲との調和を保てる」ということです。少し噛み砕いて言えば「空気が読める」ということです。
皆さんも普段の生活の中で「空気が読めていない」と感じることがあるかと思います。つまり逆に言えば、そうした状況を避けるように振る舞えば良いということです。ここで、グループディスカッション(GD)で「空気が読めていない」と判断されるシチュエーションを以下に列挙してみたいと思います。

  • 話している相手の目を見ていない
  • 相槌を打っていない
  • 終始仏頂面で笑顔がない
  • 敬語が使えていない
  • 黙りこんでいる
  • 態度が悪い
  • 参加熱意が見えない(メモを取らない等)

このような振る舞いがグループの中で見られると、皆さんもやりにくいのではないでしょうか。こうした周囲との調和を乱す振る舞いは、例外なく減点対象です。協調性は「加点」ではなく「減点」で評価されることが多いです。なぜなら上記の通り、協調性は「社会人として最低限持っているもの」として見られているからです。上記のような減点項目に気をつけて、チームワークを乱さない振る舞いを意識しましょう。

3. 評価ポイントその2 〜コミュニケーション能力〜

コミュニケーション能力とは、主に以下の2つの面から評価されます。

  • 自分の意見を分かりやすく伝えられているか
  • 相手の意見をきちんと聴いているか(理解できているか)

特に重要なのが後者です。なぜならグループディスカッション(GD)は面接などでは見え難い学生のポテンシャルを評価する為の場だからです。
グループディスカッション(GD)は「他人との協調して仕事ができるか否か」を見極める場であるとお伝えしました。前者の「自分の意見を分かりやすく発信できているか」は、極論面接だけでも見ることができます。ですが後者の「他人の意見をきちんと聴いているか、理解できているか」は、面接ではなかなか見えません。ですので、グループディスカッション(GD)では特に後者を強く意識しておきましょう。

前者の分かりやすく伝える上で大切なことは、主に以下のような点です。

  • 結論から話す
  • ダラダラと長く話さない
  • 専門用語は使わない
  • 全員に聴かせるように話す(一人の目だけを見て話さない)
  • 抑揚をつける
  • 笑顔で話す

後者の相手の意見をきちんと聴く上で大切なことは、主に以下のような点です。こちらは協調性と近いので分かりやすいかと思います。

  • 相手の意見を否定しない
  • 話の途中で口を挟まない
  • 話している相手の目を見る
  • メモを取るなど聴いている姿勢を見せる
  • 相槌を打つ
  • 表情豊かに応じる(相手が笑ったら笑う等、終始同じ表情でいない)

4. 評価ポイントその3 〜主体性〜

議論に主体的に参加できているか否か、という評価ポイントです。ですが、勘違いしてはいけないのは、単に議論に参加していれば良いというわけではありません(それだけで評価される企業もあるにはありますが、少数です)
ここで必要なのは「個性」を見せることです。
よく議論の場で、相手の意見に同意するだけで終わってしまう学生がいます。イメージとしては、誰かが意見を言うと「良いですね!」と同意する、それを繰り返すだけの学生です。これは一定参加した気になれるため、本人的には手応えを感じるものですが、結果は伴わないことが多いです。それは「個性」が見えないからです。

グループディスカッション(GD)は与えられたテーマについて、参加者全員で建設的な議論を展開することが求められます。よくチームプレーを評する時に、1+1が2にも3にもなると言いますが、あのイメージです。つまり自分がいることで議論をより良い方向へ導くことができなければなりません。
ですが、単に同意しているだけでは、議論に発展性は生まれません。そこから更に一歩進めた意見を言うか、もしくは改善提案を行うといった意見が必要となります。そうして一歩ずつ前へ前へ議論を進めていくのがグループディスカッション(GD)です。

必要なのは「個性」を見せることです。ここで言う「個性」とは、創造性を発揮するような凄いものである必要はありません。「あなたがいたから」議論が前に進んだ、停滞せずに済んだということが分かることであれば問題ありません。たとえば、以下のようなイメージです。

  • 自分なりの意見を発信する
  • それまで誰もが見落としていた問題に気づかせる
  • 停滞していた議論の進む道を示す
  • 落ち込んだ場の雰囲気を盛り上げる

たとえば「話しやすい雰囲気をつくる」のように、議論以外の部分でも主体性をアピールすることができます。意見のオリジナリティだけで主体性は決まりませんので、そこで勝負できそうにないと感じた場合には、議論以外の部分で自分が貢献できることを探しましょう。

5. 評価ポイントその4 〜論理的思考力〜

論理的思考力という単語には様々な意味合いがありますが、グループディスカッション(GD)では以下の2点に気をつけておけば問題ありません。

  • 問題発見力
  • 問題解決力

「問題発見力」は与えられたテーマの回答を導く為に、どんな壁があるのかを発見する力です。特にマーケティングタイプの課題やフェルミ推定タイプの課題で重要となります。ポイントは「的外れの議論をしないように、問題を明確に押さえておくこと」です。与えられたテーマのゴールを意識しつつ、いま自分たちはどんな議論をすべきなのかを逆算して考えるような姿勢を意識しておけば問題ないでしょう。

以上、グループディスカッション(GD)で評価される4つのポイントでした。大切なのは「協調性」であり、その上で他の能力が評価されることを念頭においておきましょう。