一次、二次、最終面接で大きく変わる質問内容と対策 | 新卒就活.com

2016/08/23更新

一次、二次、最終面接で大きく変わる質問内容と対策

新卒就活の手引|グループ面接
面接は1回で終わる企業もあれば、4〜5回と重ねる企業もあります。多くの企業は大体2〜3回で終了しますが、その各段階において質問内容と取るべき対策は大きく変わってきます。今回は、最もオーソドックスな3回形式の面接について、基本的な対策をお伝えしていきたいと思います。

1. 一次面接は学生のポテンシャルを見極める

まず一次面接の特徴を、ざっと列挙します。

  • 若手社員が担当する
  • 質問内容は学生時代の経験や自己PRが中心
  • 志望動機は無難なものでも通過可能

身も蓋もない言い方をしますと、大体の大手企業であれば、志望動機がそこまで確固たるものでなくとも通過できます。面接慣れしていない若手社員は、見極めるべきポイントを明確にしてあげなければ面接が出来ません。よって採用担当者も、最低限の明確な評価基準を設けます。

志望の熱意や自社に合うか否かというのは、大きな企業ほど現場で判断できるものではなくなってきます。大企業ほど複数の部署を持ち、色んな社員がいます。そうした会社が総合職人材を採用する場合などは、如何に自分が気に入った、自分の部署に合うからと言って、簡単に内定とするわけにはいきません。どこの部署でも誰の下でもやっていけそうだと判断できて、初めて内定となります。そうした背景から、その判断は必然的に社歴の長い重役クラスの役回りになってきます。

逆に若手でも見極めやすいのが、「今後の可能性」です。これを見極める為に、一次面接では学生時代の経験に関する話が多くなります。もっと具体的には、「仕事を任せた時にやっていけそうかどうか」を知ろうとしています。ここで重要なのが「PDCA」という考え方ですが、これについては以下の記事を参照して下さい。なぜPDCAが回る就活生が「この子はやっていける」「この子は成長する」と評価されるのか、具体的に書いてあります。

▼参考記事
自己PRがなにもない3年生が7月からやるべきこと(今後の可能性)

一次面接は言わば「自社他社を問わず優秀と判断される就活生」を見極める場です。

2. 二次面接は業界や仕事に対する理解

次に二次面接の特徴を、ざっと列挙します。

  • 現場監督者、マネージャークラスが担当する
  • 質問内容は、仕事内容についてがメイン
  • 志望動機についても企業レベルまで詰めておく必要がある

筆者が現役就活生だった頃、周囲の友人の悩みの一つに「二次面接が突破できない」というものがありました。書類や一次は難無く通過できるのに、二次面接で尽く失敗してしまうようなのです。筆者はそれが気になって自分なりに調べてみたのですが、そこに一つの共通点があると感じました。それは「企業研究が甘い」ということです。

二次面接で失敗する就活生の大半は「仕事に対する理解が乏しい」ケースが圧倒的に多いです。しかし、二次面接以降は学生のことよりも企業のことを中心に話が進みます。

  • 「この就活生は、仕事内容についてきちんと理解しているのか?」
  • 「この就活生は、ウチの会社にどう貢献してくれるのか?」
  • 「この就活生は、なぜこの業界の中でも、ウチを選んだのだろうか?」

そうした質問が飛び交います。つまりしっかり企業研究をしていない就活生はとても太刀打ちできないわけです。

一次面接は言わば「自社他社を問わず優秀と判断される就活生」を見極める場とお伝えしました。二次面接は更に一歩深く入り込み「自社で優秀と判断される就活生」を見極める場となります。そのため「他の業界ではなく、なぜウチの業界なのか?」「業界他社ではなく、なぜウチなのか?」といった質問も当然のように出てきます。
つまり、二次面接では企業研究が必須となってきます。そこが抜けてしまうと、いかに凄い自己PRを持っていようとも通過することはできません。

3. 最終面接は熱意

最終面接の特徴を、ざっと列挙します。

  • 役員〜社長クラスが担当する
  • 学生の人生や価値観についての質問が多い
  • 企業の未来についての質問が多い(特にベンチャー企業)
  • 熱意がない就活生は採用されない

最終直前の面接までで、企業で活躍できる人材であることは大体掴めましたので、最終面接は会社を束ねる役員クラスの目に適うか否かです。ですが、この段階になりますと、面接経験の多い方は殆どいないため(最終面接ですから、実施回数は最も少ないです)、単純に「フィーリング」や「なんとなく」で内定が出るケースも少なくありません。

一定共通する特徴としては、まず学生について広く深く尋ねてくるという点です。
最終前までは大体、大学時代のことだけですが、最終面接では中学や高校時代まで遡って色々と質問してくる面接官も多いです。中学時代の部活での役回り、勉強したこと、苦労したことなどは自己分析を徹底していないと相当に厳しい質問です。

また質問自体の特徴としては、価値観に関するものが多いです。たとえば「なぜ今の大学を選んだのか?」「なぜ今の学科を選んだのか?」「なぜ◯◯という科目が好きだったのか?」「なぜ◯◯という部活だったのか?」といった感じです。人生のターニングポイントで下した決断の動機だけでもきちんと振り返っておきましょう。

企業についての質問の場合は、志望動機などは勿論、「ウチの会社で何を成し遂げたいのか?」「将来この会社をどうしていきたいか?」といった将来的な志向を問う質問も多いです。これは会社への熱意を見極めるためです。
少し前に「新卒3割3年」というフレーズが認知されましたが、この傾向は今もあまり変わっていません。企業からすれば3年で辞められてしまうと、採用計画・事業計画など様々な計画を修正しなければならず、それまで注ぎ込んだ予算も水の泡となってしまいます。そのため、なるべく自社に長く貢献してくれる人材を採用したい思いです。

このように、面接は各段階において、選考の目的が明確に異なります。勿論企業によっては、一次面接でいきなり社長が出てきたりもします。ですが、その場合も基本的に担当者ベースで考えれば問題ありません(たとえば一次面接が社長だったら、上記の最終面接の項目をご参照下さい)。面接ごとにきちんと内容に合った対策を取って臨むようにしましょう。