企業が求める能力を見抜くのに最適な方法 | 新卒就活.com

2016/08/23更新

企業が求める能力を見抜くのに最適な方法

面接やエントリーシートの定番の質問に「あなたの強みは何ですか?」というものがあります。この意図は「学生が企業に貢献できるのか」を知るためです。そのため、企業が求める「強み」がどのようなものなのかを知らなければ、的外れな受け答えをしてしまいかねません。
ですが、企業がどんな「強み」を求めているのか、なかなか見抜けない就活生が多いです。そこで今回は、企業が求める「強み」を見抜く方法を押さえておきたいと思います。

1. まずは戦略を押さえる

最も参考になるのが「経営戦略」です。
経営戦略には、企業が今後目指す姿が現れています。そして、その経営戦略を実現するために必要な人材の質や人数、配属が決定されます。これが採用計画です。つまり、経営戦略と採用戦略は不可分なのです。だから、経営戦略を無視して、求める人物像を知ることはできません。

たとえば、説明会などで「今後はどのような部分を強化していくのですか?」などと尋ねれば、概ね掴めます。今後は営業力を強化したいと考えている会社に、企画力を売り込んだところで採用はされません。このように、まず全体の戦略(経営戦略、その下の採用戦略)を押さえることで、企業が求める力(営業力、企画力など)が分かります。

2. 関係職種の理解を深める

全体の大きな戦略を見ることで、企業がどの部門・技術を強化していくのかが分かりました。ここでは先の例によって営業力で話を進めたいと思います。

営業力の強化を図ると分かったので、当然営業ができる人間が求められます。よって、自分が営業ができる人間であることを示さなければなりません。
ここで必要になるのが、職種研究です。職種において必要な能力を洗い出し、それが自分の持っている能力・スキルとマッチしているのか否かを確認します。営業であれば、テレアポから始まって成約するまでの流れの中で、必要な能力を洗い出すイメージです。

テレアポ
トーク力、ストレス耐性など
営業資料作成
マーケティング力、文章力など
商談
プレゼン力など

といった具合です。当然そのためには仕事内容について調べ、その仕事の難しさを押さえておく必要があります。その難しさを克服するために必要なのが「強み」だからです。

こうして、営業の全行程について必要な能力を洗い出したら、それを自分が持っているのかを確認します。そのためには、自己分析の結果と照合する必要があります。
過去の自分の経験のなかで、上記のような力が発揮された経験があるのか確かめます。もし何度も発揮しており、かつその度に成功を収めていれば、一定の素養があると言えます。自己PRのときにもその発揮した体験をそのまま語れば、過去に実際発揮したエピソードですので、説得力あるアピールが展開できます。

3. まとめ

必要なのは、以下の流れです。

・全体の戦略(経営戦略や採用戦略)を押さえる
 ↓
・企業が求める力(営業力)が分かる
 ↓
・その力に絡む仕事(営業)で求められる能力を調べる
 ↓
・その能力を自分が持っているか調べる
 ↓
・その能力を過去に何度も活かしてきているのなら、企業の求める人物像と合っている。

経営戦略などは就活生が嫌煙しがちな領域ですが、だからこそここを押さえることで、ほかの就活生に差をつけることができます。また、企業の未来を踏まえた上でのPRですので、長く働いてくれそうだという安心感を持ってもらうこともできます。更に、各種戦略は企業独自の色が出やすいので、他の企業ではなく当該企業を志望する理由として説得力が出ます。
このように経営戦略や採用戦略までしっかり踏みこんだアピールは、非常にメリットが多いです。苦手だから、面倒臭そうだからと嫌煙することなく、しっかりと調べていきましょう。

なお、今回は能力の面から見た「戦略を調べることの重要性」になりました。もう一つのアピールすべき内容である「価値観・社風」の面から見た戦略の重要性については、以下の記事を参照してください。

>>「自分は志望企業の社風にマッチしている」とアピールする効果的な方法

以上、企業の求める強みを抽出するのに最適な方法になりました。