個人面接とグループ面接の4つの大きな違い | 新卒就活.com

2016/08/23更新

個人面接とグループ面接の4つの大きな違い

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面接には主に「個人面接」と「グループ面接」があります。
それ以外に少し特異なものとして、外資金融系などに特有の「インタビュー」や、ここ最近で増えてきた「逆面接」などもありますが、ここでは多くの就活生に共通する「個人面接とグループ面接の違い」についてお伝えしていきます。

1. 他の就活生のアピールが聴こえてくる

まず当たり前ですが、自分以外にも就活生がいます。少ない場合には2〜3人、多いと10人規模のグループ面接もあります。

自分以外の就活生がいることで気をつけなければならないのは「他の就活生のアピール内容が聴こえてしまう」という点です。
たとえば、その中に「体育会に所属して全国大会に出場しました」という就活生や「リーダーとして50人規模のサークルをまとめていました」という就活生がいた場合、どれだけの就活生が冷静でいられるでしょうか。大半の就活生が萎縮して、動揺してしまうのではないかと思います。

焦ってしまうと、普段通りアピールすることができなかったり、つい相手に負けまいとして自分を大きく見せようとしたりしてしまいがちです。ですが、面接は就活生の優劣をつける場所ではありません(足切り目的のグループ面接は、また別ですが)
無理に相手の上を行こうと必死になっても、それは「我が強い」「周囲への配慮ができなそう」「融通が利かなそう」といったマイナスイメージを持たれて終わるケースが大半です。

採用担当者は成し遂げたことのスケールの大きさ(全国大会やサークルリーダーなど)を求めてはいません。何かに取り組んだ時に「どう考えて取り組んだのか」を求めています。これは別の所でお伝えしていますが、採用担当者が求める就活生にアピールして欲しいことトップ3は「人柄」「自社への熱意」「成長の可能性」です(リクルートキャリア「就職白書2013」より)。サークル活動やアルバイトの中身については1〜2割程度の企業しか求めていません。

面接は「成し遂げたプロセス」をアピールできればOKです。それを忘れなければ、このような事態でも落ち着いて臨めるでしょう。

2. アピールの時間が短い

グループ面接は就活生の数が多い割に、面接時間自体は個人面接と変わらないことが多いです。4〜5人規模の面接でも、時間は大体1時間前後、長くとも1時間30分くらいです。5人で1時間30分と考えると、1人辺り20分弱。挨拶や面接官が喋っている時間なども入れると、多くとも10分少々です。つまり、個人面接より圧倒的に短いわけです。その中で自分をアピールしなければなりません。

しかし、就活生の中にはそうした部分をしっかり押さえないで、自分のアピールに必死になってしまう人もいます。そうした就活生が1つの質問に3分も5分もダラダラと答えてしまうと、それだけ他の就活生がアピールできる時間が減ってしまいます。これによって、そのダラダラしてしまった就活生は、どれだけアピールしても「周囲への配慮がない」「自分勝手」などマイナスイメージしか与えられずに終わってしまいます。

そのため、グループ面接に臨む際には、1人辺りの持ち時間が短いことを意識して、定番の質問に対する短めの回答を用意しておきましょう。30秒で出来る自己紹介、1分で出来る志望動機といった感じです。グループ面接は時間が短いため、逆に言えば定番の質問しか出ない傾向にあり、個人面接のように深堀りされることも少ないです。自分がアピールしたい中核の情報だけを、簡単かつ具体的に伝えるようにしましょう。

3. グループディスカッションのような課題が出ることも

筆者がとあるモバイルゲーム関連会社の選考を受けた時、就活生5人・面接官2人のグループ面接に臨んだことがあります。そこでいきなり「売れる電子書籍について思いついた方から手を挙げて発表して下さい。ただし、必ず前の人のアイデアを否定・改善する形でお願いします」というお題を提示されました。

このように、グループ面接では、グループディスカッションのようなお題を出されることも間々あります。面接に臨む意識でいると、こうした準備を忘れがちになりますので、大抵の就活生が戸惑います。ケースとしては少ないですが、そうした企業のあるということは押さえておきましょう。

4. 他の就活生の発言に意見を求められる

他の就活生の発言したアピールに対して意見を求められることもしばしばあります。「隣の方の自己PRを聴いて、どう思いましたか?」「他の方の学生時代の経験を聴いて、もっとこうすれば良いのではと思った点を教えて下さい」といった具合です。

自分のアピールに必死になっていると、他の就活生の発言を聞き逃してしまいかねません。まずは他の就活生の話もキチンと押さえておくようにしましょう。
その上で発言に関しては、

  • 良い点を認めること(頭ごなしに否定しないこと)
  • 改善点を提示すること

の2点を意識しておきましょう。否定・非難だけですと「柔軟な人間関係を築けなそう」などの悪印象を面接官に与えてしまいます。また、ただの感想もNGです(凄いと思います等)。その人の特徴を押さえた回答でなければ、具体的な根拠=説得力に欠けます。面接官の納得感を高めるためにも、その人の発言の中にある、自分や他の就活生とは違うオリジナルな部分をピックアップした回答を意識しましょう。

以上、グループ面接で意識して欲しい4つのポイントになりました。個人面接とはかなり勝手が違うので、個人面接は得意でもグループ面接は・・・という就活生も結構多いです。ですが、面接時間が短いため質問はオーソドックス、そこまで深く突っ込まれることもないため、ポイントさえ押さえれば通過率を上げるのも個人面接より平易と言えます。そのためにも、上記のポイントをしっかり押さえておいて頂ければと思います。