大学が発表する就職内定率の見方とは | 新卒就活.com

2015/11/04更新

大学が発表する就職内定率の見方とは

大学が発表する就職内定率とはどのようにして計算されるのでしょうか。
大学が発表する数字は就職を希望する学生の数に対して、実際に内定を得られた学生の数の割合になります。
では、この数字は実際に就職活動をしている学生にとってどの程度参考になるのか考えてみたいと思います。

大学が発表する内定率の信頼性

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大学が発表する就職内定率は、卒業予定者全員を対象とはしていません。
卒業後に留学する予定の人もいれば、大学院に進む人、卒業後すぐには就職しないことを決めていて就職活動自体をしていない人などは最初から就職内定率の数字を出す対象になっていません。
分母となる対象の学生数が減れば就職内定率は、当然のことながら実際の数字より高くなります。
また内定は貰ったけど本当に働きたかった企業ではなかった場合、1年就職浪人してでも就職活動をやり直すという人もいますので、就職内定率はあくまでも参考程度の数字と考えるべきでしょう。

~焦った就職活動はしないこと~

就職内定率の高い大学なのになかなか就職が決まらないからといって焦る必要はありません。
自分のペースで地に足の着いた就職活動をするように心がけましょう。

大学にとっても重要な内定率

大学にとって就職内定率は高いにこしたことはありません。
就職内定率の高い大学と低い大学では、入学希望者の数がまったく違ってくるからです。
大学受験を受ける側にとってみれば、将来のことを考えて就職内定率の高い大学に入りたいと思うのは当然です。
ですから、大学の発表する就職内定率というのは、どちらかというと入学を希望する側のためにだされる数字なのです。

~正社員以外の雇用形態でも就職内定率の実績とされている!~

就職内定率の数字を操作しているというと聞こえが悪いかもしれませんが、大学にとって就職内定率は死活問題です。
考え方の問題かもしれませんが、非正規社員の割合が増えてきている昨今、正規社員のみを就職内定率の実績としてしまうとかなり数字が落ち込んでしまいます。
そこで派遣社員や契約社員、大学によってはアルバイトでも就職と見なすようになってきています。

大学生の意識変化で内定率は左右される

非正規社員の増加により、大企業でも正規社員だけでなく派遣社員・契約社員を雇用するケースが増えてきました。
これがいいことか悪いことかは置いておくとして、大学生側が求めるのは昔から変わらず大企業への就職です。
その結果、最近の傾向として大企業への就職が多かった大学の就職内定率より、もともと中小企業への就職が多かった大学の方が就職内定率の数字が高めにでるようになりました。

~内定率にとらわれずに自身のキャリアプランを明確にすること~

自分が希望する業種・職種ではなくてもとにかく働いてキャリアを積むことを選ぶか、どうしても自分が働きたい業種・職種にこだわるのか、それはひとりひとり考え方が違うのでこうした方が良いということは一概には言えません。
しかしながら自分の周りの就職内定率にとらわれて、焦ってしまう必要はありません。
しっかりと自分の将来を見据えて結論を出すようにしましょう。

大学が発表する就職内定率に惑わされず自分の就職活動に全力で取り組むこと!

以上、大学が発表する就職内定率の見方についてご紹介します。
大学生にとって、特に卒業予定の学生たちにとって、就職は最大の関心ごとです。
世間は「今年の大学生の就職内定率は〜」と言ったりしていますが、内定率が高かろうが低かろうが所詮は他人事なのです。
そんな数字には惑わされないで、自分の就職活動に全力で取り組みましょう。