大学の成績が就職活動における評価に直結しない理由 | 新卒就活.com

2016/08/10更新

大学の成績が就職活動における評価に直結しない理由

大学の成績が就活の選考の評価に直結しない理由について解説しています。
なぜ直結しないのか、知っていますか。
大学の成績がよい方も悪い方も就活前に是非目を通しておいてください。
就職活動をこれから始める方には、特に必見のページです。
ぜひ、今のうちに確認をしておきましょうね。

大学の成績は就活の選考の評価に直結しない!?

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こんにちは。今回は、大学の成績が就活の選考の評価に直結しない理由について解説していきます。

いまの就職活動のスケジュールでは大学生が勉強しなくなるということで、16卒生からは就職活動の開始が大学3年の3月からに後ろ倒されます。しかし、HRproの調査によれば、大学生の8割ほどが「スケジュールが変わっても学業に専念するとは思えない」と回答していることからも、大学と学生の間にはかなりの温度差があるようです。

そもそも大学の成績は就職活動で重要なのか?

結論、重要ではないと言い切れませんが、そこまで重要視されていないのが現状です。企業にもよりますが、大半の会社(特にベンチャー企業)では、筆記試験も課さなければ、成績表の提出を求めない所もあるようです(卒業見込み証明書のみなど)

また、筆記試験(いわゆるSPI)も、大学で学んだことが成果として現れるかと言うと、必ずしもそうではありません。著名人やブロガー、また大学の先輩など、様々な方が筆記試験の対策について話されているかと思いますが、おそらく一人も「大学の勉強を真面目にやろう」と仰っている方はいないと思います。皆さん「対策本を一冊やろう」や「日頃から新聞などに目を通すようにしよう」など、そうした内容ではないでしょうか。この辺りから見ても、大学の成績が採用選考において必ずしも有利に働かないことが分かるかと思います。

~企業によっては成績証明書の提出を求めるケースもある~

ただ1点、注意としては、企業によって入社前に成績証明書の提出を求めるケースがあることです。
多くが最終選考の前後に提出を求めるかと思いますが、このように事前に提出を求められた際には、最終評価の一つとして利用されていると考えた方が良いでしょう。
ですので、高いに越したことはありませんが、成績一つで落とされることはありません(あまりに成績が芳しくなければ別ですが)

たとえば、外資金融や外資コンサルなどでは、事前にGPA換算した成績の申告を求められることがあります(大体がエントリーシート提出時です)。
こうした場合には明らかに大学の成績を採用選考の評価基準として利用しています。

なぜ大学の成績は評価基準にならないのか?

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理由は主に2つです。まず1つが、各大学によって評価の基準が異なるからです。

ある大学で「優」がついた学生でも、違う大学にいけば「可」ばかりということも普通にありえます。
また講義によっては、絶対評価のことも相対評価のこともあります。各大学で統一の基準を設けて成績を決めているわけではありませんから、当然それをもとに学生を比較することはできません。

採用選考で考慮される成績は、この「不可」であって、「可」以上の成績はあまり考えなくて構いません。
「不可」がつくことは、よほどのことがなければありません。
たとえば「出席日数が足りていない」や「あまりにテストが不出来」など。高校のテストで言えば「赤点」です。つまり滅多なことがなければつかない成績です。

~各大学によって評価基準は違う!証明書は卒業の可否・成績に偽りはないかの確認!!~

もう1つが、成績証明書の提出は内定が出された後に提出を求められるケースが大半だからです。先述ですが、事前に提出を求める企業はほとんどありません。成績は卒業証明見込み証明書と合わせて「きちんと卒業できるのか?」と「経歴に偽りはないか」を確認するためだけのものであることが大半です。

企業が学生に求めているのは「成績」ではなく「学ぶ姿勢」

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そもそも企業が学生に「成績」を求めているのであれば、事前に成績証明書の提出を求めるでしょう。それが行われていない段階で、大半の企業は求めていないと言えます。

以下の記事でも紹介しましたが、企業が重視するのは「学んだこと」や「成績」ではなく「学ぶ姿勢」です。

参考記事:大学で学んだことが仕事に役立つ人、役立たない人

そもそもなぜ学ぼうと思ったのか、学ぶ上で意識していたことはなにか……。単に漫然と学んでいるのではなく、目的を持って、そこに向かう道筋をきちんと自分なりに考えて学んでいるのか、企業が知りたいのはそこです。この「自分なりの目的を持っている」「自分なりに考えて行動を起こしている」という、言わば「当事者意識があるか否か」が重要です。成績証明書では、それは見えません。見るために必要なのが、エントリーシートであり、面接です。ここからも、大半の企業が学生に成績を求めていないことが分かります。

~企業が学生に求めているのは主体性や発信力~

また、マイナビの2014卒対象の採用予定調査によれば、企業側が学生に求めているのは「主体性」や「発信力」「課題発見力」といった要素です。
「自ら目的を持って行動を起こし、課題を発見して解決していける」ような人材を求めています。

それを「成績」という紙の上から判断することは不可能です。成績表とは単に「優」や「可」と書かれているだけであって、具体的な「なにを考えてどう勉強していたのか?」は、もちろん見えてきません。
つまり、成績表からは企業が知りたいことは何も見えてこないのです。

大学の成績が就活の選考の評価に直結しない理由は「学ぶ姿勢」を重要視しているから!!

大学の勉強において重要なのは、繰り返しになりますが、「学んだ内容」ではなく「学ぶ姿勢」です。
面接やエントリーシートで問われるのも、ここになります。
成績を気にするのではなく、自分が今まで勉強を通して考えてきたこと、感じてきたこと、成し遂げたいと思って来たことをキチンと振り返っておきましょう。

以上、今回は、大学の成績が就活の選考の評価に直結しない理由について解説したしました。読者の皆様の就職活動を応援しております。