学校推薦を利用する大学生の就職活動とは | 新卒就活.com

2016/09/07更新

学校推薦を利用する大学生の就職活動とは

大学の学校推薦による就職制度があります。
学校推薦に対して、一般の就職活動を自由応募といいます。
企業にとってはネームバリューのある大学から良い人材をキープでき、就活生にとっても、自由応募よりはラクに就職できるというメリットがあります。大学での研究に集中したい学生には嬉しい制度です。

大学の学校推薦のメリット

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おおまかな推薦制度の説明をしましたが、いくつか注意が必要です。
大学の学校推薦の詳細は、大学の就職課に応募要項がありますので、それに従って手続きをします。
大学から学校推薦状を書いて貰うのですが、学校に入学する際の推薦入試と異なり、推薦=就職、つまり学校推薦=100%内定とはなりません。
面接などでなんらかのミスマッチがある場合は、不採用になってしまいます。油断しないようにしましょう。

●学校からの信頼というお墨付きで選考の回数が少ない!

では、自由応募の場合と何が違うかというと、内定率が100%ではないにせよ、ある程度学校を信頼して採用を前提としていること、また、選考試験の回数が自由応募と比べて少ないということです。
学校推薦のメリット、お分かりいただけたでしょうか。

大学の学校推薦のデメリット

大学の学校推薦には、残念ながらデメリットもあります。
最大のデメリットは、内定の辞退は基本的にできないということです。
大学の看板を背負っている以上、内定を辞退することは、看板に傷をつけることに等しく、翌年以降の大学の推薦枠(人数)が減ることは確実だと思います。

●内定を辞退することが不可能!学校の看板を背負っている自覚をもつこと

ただし、学校推薦を受ける前に学生の希望する仕事と企業の部署の仕事がマッチしているか、事前面接をするジョブマッチング方式という制度もがあります。
これに合格した場合、辞退されないように後付で推薦状を要求する企業もあります。ですがこれでは推薦状の本来の意味を失っていますよね。

学校推薦の事情について

学生にとっては比較的メリットの多い学校推薦ですが、企業にとっては、次のようなデメリットもあります。
研究室でトップの学生は業界1位の企業へ、研究室2番の学生は業界2位の企業へ、…と固定されてしまう可能性があるのです。
また、研究室の教授が事実上推薦先を決定してしまうということも考えられます。

●優秀な学生は優先的に業界トップの企業へ推薦される傾向がある

そうなると、業界2位以下の企業は、優秀な学生を確保するためには自由応募での募集に力を入れるほかありません。
自由応募での募集が活発になると、学校推薦での採用枠が減ってしまいますね。安定して優秀な学生をキープすることは難しいようです。
それでも学校から推薦されるほどの優秀な成績を収めているので、有能な人材を確保できるという安心は変わりありません。

大学の学校推薦があっても内定率は50%程度!事前の対策は必須

現在は、学校推薦であっても、自由応募と同じく、エントリーシートを書かなければならず、大学での研究をレポートすることも必要です。
学校推薦枠であっても内定率は50%程度と思っておいた方がいいかもしれません。
理系は推薦があるから大丈夫という時代は終わりました。
推薦があっても落ちる可能性はありますし、推薦枠は年による変動もあります。
いずれにしても、油断せず、推薦枠に頼ることなく準備をしておきましょう。