内定の時期はいつになる?昨今の就職スケジュールの変遷 | 新卒就活.com

2016/09/14更新

内定の時期はいつになる?昨今の就職スケジュールの変遷

2017年卒の就職活動も始まり、忙しい毎日をお過ごしの就活生にも、そろそろ“内定”が近づいてくる頃です。今年の内定の時期はいつ頃なのでしょうか。また、まだ就職活動を始めていない学生は、2017年のスケジュールはご存知でしょうか。ここでは、就職活動における内定の時期や最新の内定率をご紹介します。

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波乱を巻き起こした昨今の就活スケジュール

就活スケジュールは、実は企業が勝手に決めているわけではなく経団連が決定しています。特に昨今は、スケジュールが毎年変わっているため、就活生は翻弄されているのが現状です。
では、今までの変遷を見てみましょう。

【2015年卒の就活スケジュール】
エントリー開始⇒12月1日
選考解禁⇒4月1日

【2016年卒の就活スケジュール】
エントリー開始⇒3月1日
選考解禁⇒8月1日

2016年は、就活の長引きを阻止することを目的に改正されました。しかし、内定辞退の続出などが起こり、新卒採用は難航してしまいました。
また、就活の長期化を避けるために投じた策でしたが、結果的には採用活動を長期化させてしまったのです。

そして、学生は卒論と就活の板挟みになり、週に何十社ものエントリーシートを書いたり面接を受けなければならず、2015年卒と同様のスケジュールがよかったと嘆いたといわれています。

企業も就活生も翻弄された2016年の採用活動の結果から経団連は、2017年も就活スケジュールを改変されることにしました。

2016年卒より前倒しになった2017年卒のスケジュール

2016年卒のスケジュールでは、内定までの期間が短すぎるなどの背景もあり、弊害が生じたため、2017年卒は2ヶ月前倒しになりました。


【2017年卒の就活スケジュール】
エントリー開始⇒3月1日
選考解禁⇒6月1日

会社説明会などの情報解禁日は変わらず3月で、内定式も10月の実施に変わりはありません。

ちなみに、2016年卒の時は大企業が採用活動に苦戦を強いられていました。なぜかというと、経団連に加盟していない中小企業や外資系企業が、大企業が選考を始める前に、内定を出したりしたためです。
そのため中小企業や外資系企業に多くの優秀な学生が流れました。

大企業は経団連のスケジュール通りに実施したため優秀な学生を逃したのかもしれません。そのため、今年は積極的に採用を行おうと考えているとされています。

2017年も水面下で採用が前倒しになっている

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企業も学生も困惑した2016年の経験から、企業は前倒しで採用活動を始めているようです。
新卒WATCHが実施したアンケート結果によると、

◆経団連の方針を遵守する企業:27%
◆経団連の方針に遵守しない企業:73%

ということが分かったのです。このことからも、水面下で採用を行う企業が多くあり、優秀な学生を囲い込んでおきたい心境がよくわかります。

参考サイト:新卒WATCH

早いところでは3月から採用活動を開始している

また、他のアンケートでは、

◆広報活動を3月より早く行う企業が63%
◆説明会を3月から行う会社が39%
◆選考の開始予定は3月32%、4月30%

という結果が明らかになりました。
すべての結果が、前倒しで行っていこうとする企業の様子を表し出しています。企業としても早く採用活動を終えたい思いがあるのでしょう。

このような結果から、大企業が昨年同様に採用に苦戦すると予想されています。

2017年卒は就職活動開始と同時に内定ラッシュが予測される

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選考が前倒しになるということは、内定の時期も変動してきます。2017年卒の内定の時期は、いつくらいなのでしょうか。

選考が開始される6月前半には内定が出始めるといわれています。選考を前倒しにしているため、6月以前から内定をもらっている就活生もいます。

現在の内定状況

周りが内定をもらいだすと、焦ってしまいがちですが現時点では内定率はどれくらいになっているのでしょうか。リクルートキャリアによると、6月15日現在の就職内定率は65.8%とされています。開始早々6割の就活生が内定をもらっているのです。

また、3月からすでに内定をもらっている就活生もいます。下記に3月、4月、5月の内定率もご紹介します。

◆3月1日時点:4.6%
◆4月1日時点:9.7%
◆5月1日時点:25.0%

このように早めに就職活動を始めた就活生は、選考開始前にはすでに内定を獲得しているのです。
早い時期に内定をもらった学生は、いくつもの内定を保持している場合があり、一部の就活生に内定が集中している現状もあります。

内定をもらう時期は、就職活動の早さにも比例していますので、できるだけ、早め早めの行動が重要になってきます。
参考サイト:リクルートキャリア

従業員数5000人未満の企業が就活生の獲得に成功している

上記で、大企業の採用活動が難航するとお伝えしましたが、すでにその現象が出ています。
6月29日現在で、企業の従業員数の規模ごとに内定率を見てみると、下記のようになります

◆従業員数1000~4999人:36.1%
◆従業員数5000人以上:28.4%

この結果から、中小企業から内定をもらった就活生が多いことが分かります。少子高齢化社会に悩まされる現在は、どこも人手が足りなく欲している状況です。
企業もただ待っていては、存続できないのです。

欠員募集や二次募集も侮れない!

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今までは大手企業では新卒の就職の内定時期が10月以降ということは殆どなく、欠員募集か中途採用が殆どでした。

しかし2016年率以降の就活生にとっては、採用選考期間が極端に短くなる為に、9月までに採用枠の内定が埋まらない企業も出てきており、募集を続けていたり、二次募集をかけている企業があります。
こうした企業も見逃さないようにしましょう。

10月以降の二次募集や欠員募集

就活生にとっても第一志望の大手企業をメインに就活していると、10月になっても内定が取れない人が増えることになります。
つまり、中小企業にとっては10月以降の二次募集や欠員募集も増えることが考えられます。

新卒の就職の内定時期は10月以降に大幅にずれ込むことになり、夏までに内定が出なくても根気良く就活をすることで既卒を免れるチャンスもあるということです。

焦らずにしっかり会社を見極める

就職率がここ2年ほどいいといわれていますが、内定を複数もらえる就学生ともらえない就学生の二極化も進んでいる現状があります。

周りが内定をもらっていて自分は、まだもらっていないと焦ってしましがちですが、ここは焦らずに就職活動を続けることが大切です。

自分の将来の展望に近づく会社を粘り強く見つけましょう。妥協して入社してしまうと、あとで後悔に襲われます。あの時の決断が間違いではなかった、この会社に出会えてよかったと胸を張って言える会社に入社するため、しっかりはいるべき会社を見極めましょう。

2018年卒の就活スケジュールの正式な発表はされていない

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2018年の就活スケジュールは、6月29日現在、経団連からの正式な発表はされていません。2017年卒のようなスケジュールなのか、2015年卒時のスケジュールの支持が多いので、そちらに戻るのか見所です。

また、インターンシップなどを検討している就活生は、就職活動は大学を卒業する2年前の6月からスタートするとよいといわれています。なぜかというと、6月からサマーインターンなどの情報が解禁になるからです。

今から準備できる5つのこと

では、就活前に今できることはないのでしょうか。今から取り組んでおくべきことは、主に5つです。

1◆四季報で業界分析をする
2◆自己PRの題材になるものを作っておく
3◆エントリーシートや履歴書の添削をしてもらう
4◆3月までにOB訪問
5◆筆記試験(SPI3,Web玉手箱、CAB)の対策をする

上記5つをマスターしておくと、就職活動を開始する時期には準備万端で臨むことができます。この準備の差が就職活動において大きな差になりますので、しっかり準備を行いましょう。

2017年卒の内定時期は6月頃から!早めの行動や対策によって差が出る

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2017年卒の内定時期は、選考解禁の6月からです。これは、企業が経団連の期日よりも早め早めに選考を開始しているためです。実際、すでに3月に内定をもらっている就活生もいます。
6月29日の段階では、6割の学生が内定をもらっている状況になっていますので、学生も早めの対応ができたかで内定にも差が出ています。

2018年卒の就活スケジュールは、まだ解禁されていませんので、これからの発表を待ちましょう。
また、今から就職活動を有利に進めるために準備できることもありますので、取り掛かってみてください。