就職活動における大学生の内定率の変化 | 新卒就活.com

2016/09/13更新

就職活動における大学生の内定率の変化

就職活動における近年の大学生の内定率の変化についてご紹介します。
現在の大学生の内定率は過去の大学生の内定率と比較して高いのでしょうか、低いのでしょうか。
そして内定率は今後どう変化していくのでしょうか。その答えがこの記事を読めば分かります。

2008年まで大学生の内定率は右肩上がり!

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文部科学省と厚生労働省は共同して、毎年、大学生の内定状況調査を行っています。
その調査によると、大学生の内定率は2000年においては91.1%という低い水準でしたが、そこから順調に数値が回復し、2008年には96.9%まで改善しました。
バブル後の不景気の影響が徐々に薄れていったことが分かります。

●2008年は大学生にとって売り手市場だと言われていた!

バブル崩壊後、企業は厳選採用の傾向を強め、その結果、就職活動は買い手市場だと言われるようになりました。
しかし、2006年から2008年の間は景気の回復と、団塊世代の大量退職の影響もあって、売り手市場になりました。
その年代に就職活動をした先輩からアドバイスを受ける際は、当時が売り手市場だったことも考慮して話を聞くようにし、甘く考えないようにするのが大切です。

2009年から大学生の内定率が急落

2008年まで順調に回復を続けていた大学生の内定率でしたが、サブプライムローン問題による世界的な不景気の影響で、2009年から急落が始まりました。
2011年には91.0%という就職氷河期なみの低い水準まで落ち込んでしまいました。
その年代においても団塊世代の大量退職の影響は残っており、企業が人材不足に陥っていたことも考慮すると、景気の悪化が企業の採用活動に与えた影響は非常に大きかったと言えます。

●2011年卒業で就職した先輩のアドバイスは有益!

2011年という厳しい時期に内定を勝ち取った先輩は、その前後に内定を勝ち取った先輩よりも優秀な可能性が高いです。
身近にそんな先輩がいれば、採用活動に積極的でない企業から内定を勝ち取った自己PRテクニックや、内定がなかなか出ない時期を乗り切るためのノウハウなど、いろいろ聞いてみるといいでしょう。

2012年から再び大学生の内定率は上昇

2011年を過ぎると、サブプライムローン問題に端を発した不景気も収まってきて、大学生の内定率は上昇し始めます。
2012年には一気に93.6%まで改善し、その後も少しずつ上昇を続け、2015年には96.7%まで回復しました。
過去最高が2008年の96.9%で、2015年は過去2番目に高い内定率です。

●少子高齢化の影響もあり大学生の売り手市場は維持される傾向がある

今後も景気の変動によって、サブプライムローン問題のときのように、一時的に内定率が下落する可能性はあります。
しかし、現代の日本の少子高齢化問題はそう簡単に解決できるものではありませんし、若い人材が必要とされる傾向は今後も変わらないでしょう。
しばらくは内定率が高い状態が続き、売り手市場が維持されると予想されます。

現在も大学生の内定率は上昇中!売り手市場は今後も続く傾向にある

大学生の内定率は2008年まで上昇し、その後、2011年まで下降し、そして、現在の2015年に至るまで再上昇中、という推移を示しています。
2011年までの下降がサブプライムローン問題というアクシデントによるものだったことを考慮すれば、今後も高い内定率が続く、と考えて問題ないでしょう。
現在は売り手市場と言ってよい状況ですから、若さを武器に積極的に就職活動に取り組みましょう。