属している組織でのあなたの役割は? | 新卒就活.com

2016/08/09更新

属している組織でのあなたの役割は?

組織│新卒就活│面接│質問

こんにちは。今回も、前回に引き続き、面接で聞かれる質問事項について解説していきますので、是非ご参考にしてください。

「属している組織でのあなたの役割は?」

今回取り上げる質問です。質問の言い回しは若干異なる場合もありますが、面接でもエントリーシートでも割と頻出の質問ですので、今一度、自らの組織経験について振り返ってみてください。

ではまず最初に、毎度の如く定義づけから始めましょう。そもそも、組織とは一体何なのでしょうか?

組織とは、一定の共通目標を達成するために、成員間の役割や機能が分化・統合されている集団。 大辞泉

組織と一言で言っても複数意味はありますが、面接で聞かれる場合の組織とは上記の意味を指しています。また、組織論の権威でもある経営学者のチェスター・バーナードは、組織が成立するために必要な3つの条件として、1.共通目的(組織目的) 2.協働意思(貢献意欲) 3.コミュニケーションの3つを挙げており、この3つの要素が均衡することが組織成立の条件であり、存続の前提となると述べています。

専門的な組織論の話は難しくなってしまうので、このへんでやめておきますが、僕が一つ驚いたことは、組織には、共通の目的が必要なのですね。そのため、この定義を忠実に守れば、僕の学生時代に所属していたような何の目的もなくサークルメンバー同士で群れあっているようなサークルは組織とは呼べないのかもしれません。
 

質問の意図

前置きが長くなってしまいましたが、次に、この質問の意図について考えてみましょう。この質問の意図は、あなたの組織での役割を探り、その役割を通じて組織にどのような貢献をしたかを見ているのだと僕は考えています。仕事とはチームワークです。どんな仕事であっても、すべての仕事を一人で担うことなどできません。そのため、企業は、組織行動のできる人材を求めているわけで、また、組織には無数の役割があるため、面接官は、皆さんの組織での役割を把握することで、企業へのマッチング具合を、この質問から推し量っているのです。

この質問に対する返答の一例として、僕の組織経験を紐解いていくと、僕は昔から、いわゆるガチガチの体育会系組織にアレルギーを持っていました。伝統やしがらみに反発してしまうことも多く、大きな組織の中では浮いてしまうことも多々ありました。そのため、新しく組織を作ったり小さな組織に入ったりする方が性に合っており、また、組織を膨らませていくことにはこの上ない快感を覚えてきました。とは言え僕はリーダーシップやカリスマ性などまったくなく、ポテンシャルも決して高いとは言えないため、必死に周りの手を借りながらなんとかここまで生きてこれたといった具合です。

僕はこんな人間であることを面接でも包み隠さず話していたので、こんな人間だからこそ今の職場にいるのだろうとも思います。ただ、大企業の面接でこんな組織経験を話すと、間違いなく不採用になると思うので、大企業での面接を受ける際は血迷ってもこんな話はしない方が良いでしょう。
 

答え方のポイント

では次に、この質問に対する答え方のポイントについてです。自分の組織経験を振り返り、自分が一体どんな役割で組織にどんな貢献をした経験があるのかを必死に思い起こしてください。自分一人では自己分析を間違ってしまう恐れがあるので、恥じらいを恐れず、他己分析にも向き合ってみてください。日常は組織体験です。思い起こせば組織経験のネタなどいくらでも転がっているでしょう。その幾多の組織経験から、自分の役所の共通点を探ってみてください。その共通点の中に、皆さんこの質問への返答のキーワードが隠されているはずです。組織経験の共通点から、企業を選んでいくのも一つの企業選びの手法でしょう。

また、就活生の傾向として、組織の中での自分の役所ではなく、組織自体の説明に終始してしまいがちなことには注意が必要です。面接官は往々にしてあなたの部活やサークル自体には興味を持っていません。皆さんの組織での役割と、その役所を通じて組織にどう貢献したかを探っていることを忘れないでください。また、この手の質問には組織でのリーダー経験のエピソードを語らなければならないと考えている就活生の方は多いと思います。勿論リーダーシップがあるに越したことはありませんが、必ずしもリーダー経験を語る必要などありません。僕は就活時、リーダーというよりも、フォロワーとしてどう動いてきたかについて話していました。リーダーの陰にはフォロワーが隠れていることも、併せて頭に入れておいてください。

最後に、この質問の返答を考える上でのフレームワークをWeb上で見つけたので本記事の末尾に張り付けておきます。なかなか組織経験を思い起こせない方は是非参考にしてください。以上、今回は、「組織経験についてお聞かせください。」の質問について、新入社員が解説いたしました。読者の皆様の、実りある就職活動を応援いたします。