承諾後の健康診断で内定取り消しになる実態と知っておきたい可能性 | 新卒就活.com

2017/09/19更新

承諾後の健康診断で内定取り消しになる実態と知っておきたい可能性

健康診断の結果次第では、内定取り消しもあり得るのはご存知でしょうか。就活中に内定をいただいたあとに、健康診断を受けるように言われます。実際に健康診断を受けたら結果が芳しくなかったために、内定を取り消しにされた方もいます。せっかく勝ち取った内定を健康診断で失うのは、非常に悲しいことですよね。
ここでは、健康診断によって内定取り消しになる実態についてご紹介します。内定をもらった就活生は、今後の学生生活を満喫するためにも、今のうちに不安を解消しておきましょう。

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内定後になぜ健康診断をするの?企業は義務を課せられている

健康診断は、なぜやるのかご存知でしょうか。企業が進んでやっていると思われがちですが、実は法律で定められているのです。
労働安全衛生法 で「事業者は、労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、医師による健康診断を行なわなければならない。」とされています。そのため、会社から健康診断を受けるようにお達しがくるのです。
健康診断を実施しないと50万以下の罰金を科せられるので、企業もやらざるをえないのが本音なのかもしれません。

また、費用は会社負担になるので、その面での心配はいりません。

実施される健康診断項目

それでは、実際にどのような診断をするのか下記でご紹介します。11個の診断項目があります。

【1】既往歴及び業務歴の調査
【2】自覚症状及び他覚症状の有無の検査
【3】身長、体重、腹囲、視力及び聴力の検査
【4】胸部エックス線検査及び喀痰検査
【5】血圧の測定
【6】貧血検査
【7】肝機能検査(GOT、GPT及びγ-GTPの検査)
【8】血中脂質検査(LDL コレステロール、HDLコレステロール、トリグリセライド)
【9】血糖検査
【10】尿検査
【11】心電図検査

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採用するにあたって行う健康診断の必要性とは?

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会社は、なぜ内定後に健康診断を受けさせるのでしょうか。理由としては、健康診断書から持病があるかを確認し、健康か否かを見極めるためです。会社側もしっかり働いてくれそうだと確信したからこそ内定を出しているので、入社してから大病で欠勤が続くなどの問題を回避するために、健康診断を事前に受けさせているのです。

業務が遂行でき、きちんと働けるか判断している

会社は雇ったからには、給料分の働きを求めてきます。また、将来貢献してくれる人材として期待している面もあるので、業務を遂行するのに問題がないかの見極めを慎重に行います。その際に、健康診断を活用するのです。
きちんと働けることをアピールできるといいですね。

健康診断で内定取り消しになるケースとは?

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内定承諾書を頂いてから、健康診断の結果で内定が取り消しになったというケースもあるといわれているのはご存知でしょうか。では、何が原因で内定取り消しになってしまうのでしょうか。

業務に支障が出ると判断された場合は落ちる

業務に支障をきたす大病などを患っていることが健康診断によって判明すると、内定取り消しになるといわれています。
会社としても、就活生に可能性を感じたからこそ内定を出したので、それが期待できないとなると内定取り消しにせざるを得ないのです。

虚偽が発覚した時

また、履歴書の健康状態に関する欄や面接中での質疑応答で虚偽の答えをしてしまった場合も内定取消の運びとなるケースが多いようです。たとえば、

  • 療養中を隠していた
  • 通院が必要
  • 履歴書の健康状態の欄に事実とは異なることを記載

 

以上の内容を隠していたとなると、この内定者は信用できないと思われてしまうため、内定取り消しになってしまうのです。

入社後にうつ病がばれてしまった例

これは、入社後にうつ病が会社にばれてしまった社会人の方の例です。

採用後、健康診断を受けたのですが、その際は特に問題ありませんでした。しかし、その後から徐々にうつの自覚症状がでてきたそうです。その症状を会社に報告せず入社し、入社後、数ヶ月経ってから人事に呼び出され、初めてうつ病の話をしたところ、人事からはなぜそのような重要な報告がなかったことを問われ、怒られました。
怪我ではないし、また、うつ病が報告必要とは考えてもおらず、重要なことという認識がなかったと報告したそうです。

その後、会社からは部署を移動させられ、次第に人事からは退職を促すような態度がとり続けられたのです。結局、大変な部署にまわされ、その仕事についていくことができず、退職にいたったそうです。

このように、退職に追い込まれるケースもあるのです。

採用内定は解約が保留状態になっている状態

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そもそもの採用内定の定義は、「始期付解約権留保付労働契約」が成りたっている状態のことを指します。

つまり、労働契約は成立しているが、 卒業など就業できる状況になった時点で発生し、 卒業できなかったり、健康状態が悪くなったり、提出した書類に虚偽の記載があったりしたことが判明したときになど、勤務が不適当となった際に、企業は労働契約の解除ができるという条件が付いています。

そして、下記条件を満たす理由がある場合にだけ、採用内定を取り消すことができます。

健康診断の結果で内定が取り消される場合もある

内定をもらえても取り消しが可能と聞くと、不安ですよね。しかし、なんでもかんでも内定取り消しになるわけではないのです。
内定取り消しが可能なのは、「会社が採用内定の当時把握しておらず、それが止むを得ない理由であり、採用内定を取り消すのに、社会相当性および合理性がある場合」のみです。

よって、これらを考慮すると、内定採用後に健康診断を受け、その健康診断結果により、内定取り消しが行われても違法ではないといえます。
業務に耐えられないような内容と会社が判断すれば、それを理由に内定取り消しも可能です。しかし、よほどのことがない限り内定取り消しはできませんので、安心してください。

企業としては採用したので内定取り消しは避けたいのが本音

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企業としては、せっかく面接、採用までしたので、なるべく内定取り消しは避けたいのが本音です。
せっかく採用まで至ったのに取り消しにしてしまっては、人事側の面接時間や労働力が無駄となってしまいます。新しい人を新たに一から採用しなおすのは、人事担当者は誰でも避けたいと思うものです。

よって、健康診断の結果が引っかかったとしても、数値に若干問題がある程度のことであれば、内定取り消しになるケースは、ほぼありません。

健康状態について嘘偽りをしないことが大切

健康診断で大病を患っていることが発覚した場合以外は、就活生が嘘偽りを述べなければ、内定取り消しにまでは至らないものです。
そのため、履歴書の健康状態の欄や面接の時は、正直に答えるようにしてください。

内定取り消しもあり得るが、健康診断は重要な物

やっとの思いで内定をもらったのに健康診断で取り消しになってしまったら、その悲しみは計り知れないほどでしょう。健康診断なんて受けなければよかった、最初のうちはそう思うかもしれません。しかし、病が早期に見つかったことにより、治療が早くできるかもしれません。その結果、完治もできるかもしれません。
就職できるのも命あってこそです。まずは、ご自身を大切にすることを考えてみませんか。

健康診断で大病の発覚や持病の虚偽があると内定取り消しになる

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内定の承諾書をもらったあとに、健康診断の受診を求められます。その際、大病を患っていたり、通院していることを黙っていたことが発覚してしまうと、内定取り消しもあり得ます。

この内定取り消しは、会社をだましていたり、よほどのことがない限りはありませんので、安心してください。

とにかく嘘や偽りは、内定取り消しの要因になってしまうので、決して行わないようにしましょう。
清廉潔白な身の上で内定を勝ち取りましょう。