新卒生に知ってほしい就職事情まとめ | 新卒就活.com

2015/11/02更新

新卒生に知ってほしい就職事情まとめ

新卒生に知ってほしい就職事情まとめました。
ここ最近、大学生と高校生の就職率はリーマンショック前を上回るようになっています。
それとは対照的に中高年の就職率は依然として芳しくありません。その背景には何があるのかなどを含めた最近の就職事情をお伝えします。

大学生の就職事情とは

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大学生の就職事情をまずはお伝えします。大学生の就職事情としてはアベノミクス効果がもたらし、就職率がアップしています。
大学生の就職事情を知ることができる資料として文部科学省の「学校基本調査」があります。
それによりますと2015年度に大学を卒業者のうち72.6%が就職しました。
この数字は今世紀に入ってからは最も高い数字となっています。

2008年のリーマンショックによって順調な伸びを見せていた就職率が2010年には10%近くも下がりましたが、しかしそれ以降は増加に転じ、リーマンショック前の就職率69.9%を上回りました。

~安定した雇用に就いていない人の就職事情は~

しかし、上記の数字は派遣社員やパートなど非正規雇用者も含まれています。そうした人たちの割合はどれほどなのでしょうか。
2015年の調査では16.1%という結果が出ています。非正規雇用者の割合はここ数年低下を見せていて、正規社員として雇われる大学生が増えていることを示しています。

高校生の就職事情とは

では、次に、最近の高校生の就職事情も、話題のひとつとして見てみましょう。数字を見る限りでは改善されているようです。
文部科学省の調査によりますと、平成27年度における高校生の就職率は96.5%となっています。
これは前年度と比較すると0.9%の増加になり、平成4年度以来の高水準となっています。こうした就職事情の背景にはアベノミクス効果が出てきたことの現われと指摘する関係者も少なくありません。

~学校側の地道な努力のアピールも目逃せない!!~

大学とは違い高校生の就職は学校側の管理下にあります。最近の高校はできるだけ不採用の生徒が出ないように調整を図っています。
例えば、求人票が4人となっている企業には4人しか応募させません。
そのように同じ学校の生徒間で競争が起きないようにし、不採用者が出ないようにしています。
こうした学校側の地道な努力も高校生の就職率アップに貢献しています。

中高年の就職事情が難しい本当の理由とは

学生とは異なり、中高年の就職事情は依然として厳しいものがあります。
35才を超えると途端に仕事を見つけるのが難しくなるのが中高年の就職事情です。なぜ、35才を過ぎると仕事を見つけることができなくなるのでしょうか。

~中高年は健康不安~

年を取れば取るほど病気になるリスクを抱えるようになります。病気で仕事に穴を空ける恐れのある人よりも、健康不安が少ない若者を企業は雇おうとします。

~中高年は扱いにくい~

中高年で入って来る人の中には、社会である程度の実績を積んできた人も少なくありません。
そのため以前のやり方に固執し、自分の主張を押し通そうとする人もいます。中高年には調和を乱す可能性があると考えて中高年の雇用を躊躇してしまうのです。
他にも、中高年を雇うなら高い給料を支払わなければならないために雇用を躊躇するなど、中高年にとっては厳しい就職事情が続いています。

新卒生が知っておくべき就職事情としては雇用状況が改善されていること!!

大学生の雇用状況は明らかに改善されています。
全体の就職率のアップに加え、非正規雇用に就く率も減っているからです。
同様に高校生もアベノミクスの恩恵を受け、また学校側の努力によって高い就職率が見られるようになっています。
しかし、中高年の就職事情は改善の兆しが見られません。若者に優しい、しかし中高年には厳しいのが日本の就職事情のようです。