業界研究ってどうやるの?初心者でもすぐにできる効率よく行うやり方 | 新卒就活.com

2016/10/13更新

業界研究ってどうやるの?初心者でもすぐにできる効率よく行うやり方

就活が始まる前には、様々なことを行わないといけません。そのなかに、業界研究もあります。自己分析などはしっかりやる傾向にありますが、業界研究を疎かにしてしまいがちなのが現状です。しかし、この業界研究がしっかりできていないと、自己分析も不完全に終わります。
就活のどの場面でも必要性の高い業界研究は非常に重要な役割を担っています。そこで、今回は、業界研究を行うメリットと効果的なやり方をご紹介します。

業界研究はなんでやる必要があるの?

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就活が終わった学生に聞くと、やっておかないで後悔したことにランクインするのが業界研究です。先輩たちは、なぜ業界研究をしなかったことに後悔したのでしょうか。
まずは、業界研究をしておくメリットをご紹介します。

行きたい企業の立ち位置を把握できる

行きたい企業が決まっている場合は、どのような業界の中で、どこの位置にいるのか知っておく必要があります。業界の現状などが分かると、企業がどのような貢献をしているのかもわかってきます。
また、企業の活動業績などにも目を向けられるので、他の就活生よりも企業の実態を知ることができます。
企業を業界から見ることで、広い目で見ることが可能になるため、特徴や問題点を暴けます。これが、他の学生から頭一つ分抜きんでることにもつながります。

志望動機や自己PRが面接官に納得してもらいやすくなる

志望動機や自己PRは企業を多角的に見ないと、採用担当者を納得させるほどの物にはなりません。
就活サイトの上辺のみの情報を参考にしても、厚みのある回答はできないのです。自分で業界研究や企業研究を行わないと、情報が不足し、その不足分から志望度も低いと見なされてしまいます。

業界研究をしたうえでの志望動機は、裏付けもとれており説得力が違います。また、企業が欲しい人材、これから必要になる能力も業界研究をすることで明らかになるので、的を得た回答ができます。そのため、アピール力が上がるので、選考通過率も高くなります。

ミスマッチを防げる

業界の動向を知ることで、今後の可能性も見えてきます。安定性を目的に就活をしているのであれば、今後10年間の業績も考えることで、希望通りの生活を得られる可能性が高まるでしょう。
企業もミスマッチにより起こる弊害や職率が下がるのでどちらにもメリットがあるので、業界研究はしておいて損はないのです。

業界研究のやり方①:興味を持った業界を3つ調べる

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企業研究を行うためには、適したやり方を把握しておかなければなりません。そこでここからは、企業研究の適切なやり方をご紹介します。

興味のある業界を研究することで、本当に行きたい業界なのかが分かるので、就活中には良き導き手になります。しかし、ひとつの業界研究だけでは不十分なので、自分の可能性も広げるためにも、最低3つの業界研究はしておくべきといえます。

複数の業界を見ることで今後の見通しを付けられる

大手企業でも海外の会社に買収されるようになってきた昨今、この厳しい中を生き残っていける業界を知っておくことは、人生設計にも影響を与えます。
業界研究をすることで、今後伸びる業界と停滞する業界が分かるので、生活の基盤ややりがいの度合いも図れます

業界研究のやり方②:絶対に調べておくべき5つの軸

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業界研究といえども、何を調べてばいいかわからないままでは、適したやり方はできません。そのため、まずは、業界研究で必ず調べておくべき項目を5つご紹介します。

1、業界の規模

まず重要なのは、業界の規模を知ることです。たとえば

業界でどれくらいのシェアを誇っているのか
売り上げ
収益源
主力商品

などを調べることで、業界の規模がおおよそ把握できます。

2、平均年収&年齢

平均年収が分かると、他の業界と比べて低迷しているのか、どうかが分かります。また、同じ業界でも、企業ごとで比べると、その企業の業績の良し悪し、還元度なども見えてきます。

また、平均年齢が高すぎるところは新入社員の数が少なく、若い人の離職率が高い可能性があると考えられます。
逆に、平均年齢が低い場合は、ある程度キャリアを積むと退職する環境ということも読めてきます。

3、業界の特徴【現代&課題】

業界がどのような現状にあるのか、そして今後迎えるであろう問題なども考えておく必要があります。
特に、行きたい企業まで決まっているのであれば、その企業の業界内での立ち位置をまずは把握してください。立ち位置が大方分かると、今抱えている問題、今後立ちはだかる課題も見えてきます。
そこから、今後の可能性を考えることで、企業の選択ミスなどを減らすことができるでしょう。

4、業界の特徴【将来性】

今後が分かったら、次は将来のことを知らなければなりません。業界だけに囚われるのではなく、社会情勢などからもこれから起きる変化を把握しておきましょう。
あなたが考えた今後起こりうる課題などは、企業も把握しているものです。その課題に対して、企業が将来のためにどのような取り組みをしているのかも確認してみましょう。今後の課題に対しての取り組み姿勢などから、倒産の可能性なども考えることができます。

5、業界のトップ5

業界を知る上で、どこの企業が上位にいるのかも知っておかないと、恥ずかしい状況に陥ることもあります。それを避けるためにも、業界のトップ5を探し出しましょう。
そして、そのトップ5の企業ごとに、売り上げ、規模、知名度、会社ごとの特徴、さらにその近辺の子会社の動向も探っておくと、今後の動きが見えてくるので、どの企業に属した方がいいかも見えてきます。

このようにできるだけ収集できる情報は、多く持っておいた方が有利になるので、たくさん集めましょう。

業界研究のやり方③:就活本の活用

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業界研究を自分で行うのには、いささか不安がある人もいることでしょう。そのような人たちは、すでに粗方情報が積まれたものを使用して業界研究を行うやり方もあります。お金はかかりますが、信用できる情報ですので、お金を出した分の価値は見込めます。

業界研究MAPを使う

『業界研究MAP』という本は、情報量も多く、内容も濃くなっています。業界がいまいちわかっていない人でも分かるような構成になっているので、初心者の人にもオススメです。
現在置かれている状況と今後の予想も書かれているので、業界研究を始めて行うには持って来いの本になっています。

就職四季報

『就職四季報』では、会社の情報を客観的に書いてくれています。また、多くの会社を載せているので、非常に便利です。
特に、業界研究だけではなく、選考に有利な情報が書かれています。学生が知りたくても知れない企業ごとの試験内容、離職率なども書かれているので、一冊持っていて損はないでしょう。

業界研究のやり方④:企業のホームページを見る

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市販されている業界研究の情報プラス、企業のホームページを見て情報収集を行うとより、完成度の高い研究ができます。企業のホームページでは、必ず見ておくべき部分があるので、そこは見落とさないようにしておきましょう。

IR情報を見ると財務情報が分かる

IR情報は、投資家向けに公表されており、会社の財務情報を掲載されています。業績の推移が見て分かるので、現状が分かると共に、今後どのような対策をして行こうとしているのかも知ることができます。

事業内容で今後の可能性が見えてくる

事業内容を見ると、意外に知らないことを行っていることも分かります。今後、どのようなことに注力しようとしているのか、方向性なども見えてきます。会社の将来性を見るためにも重要です。

業界研究のやり方⑤:OB・OG訪問などを活用する

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最後の業界研究のやり方は、生の情報を得ることです。今まで紹介したやり方は、ネットや本を活用したやり方になっています。しかし、あくまでも第三者が調べての情報になっているため、信憑性は低いといえます。その心配をなくすためには、生の情報を得た方がいいでしょう。

そのため、本当のことを知るためには、やはり内部のことを知っている人に直接話を聞くことが重要になってきます。つまり、OB・OG訪問が有効ということです。

OB・OG訪問で信頼できる生の情報を得る

OB・OG訪問では、業界に精通した人から話を聞くことができます。やはり、確たる情報を得たいのであれば、その企業で働いている人に話を聞くのが一番です。OB・OG訪問は、業界研究だけではなく、様々なメリットが望めますので、できるのであれば、やりましょう。

しかし、聞いてはいけない質問も中には含まれています。どこまで聞いていいのかの判断ミスは、今後の選考にも響いてくる可能性があるので、ボーダーラインを把握した上で、質問しましょう。

まとめ

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業界研究のやり方は、様々なやり方がありますが、上記でご紹介した5つの方法でほとんど賄えるでしょう。自分で全てを調べることができないのであれば、業界や企業情報が詰まっている本などを参考にして行ってみてください。
また、理想的なやり方は、業界研究の本+ホームページ情報+OB・OG訪問を行う方法です。業界研究の本だけでは、どうしても情報が足りない部分があります。そこを補うためには、ホームページでIR情報などを調べる必要があります。そして、企業で働いている人に直接質問できるOB・OG訪問で、生の情報が手に入れば、業界研究は完璧になります。

業界研究は、就活中に非常に重要な役割を担っています。しかし、それに気づくのは、もう就活が始まってからです。その時から業界研究をしても、どうしても時間が足りなくなり、中途半端なまま選考に臨まなければなりません。それでは不合格になってしまう可能性が高くなってしまいます。つまり、業界研究は、就活が始まる前に行っていなければならないのです。できるだけ、はやく業界研究を行いましょう。