自己分析を簡単に済ませる為の5つの方法 | 新卒就活.com

2016/08/24更新

自己分析を簡単に済ませる為の5つの方法

自己分析は、ほぼ全ての就活生が必ず通る道だと言えるでしょう。現在の就活は残念ながら、就活生が企業を選ぶのではなく、企業が就活生を選ぶ形です。ですので、就活生は企業が求める「こんな就活生に来て欲しい」という人物像に適うことを見せなければ内定は出ません。

ですが、自己分析はそう簡単にはできません。自分の20数年の人生を振り返るわけですから、一日二日で終わるような作業ではありません。とは言え、就活には時間制限があります。のんびり自分のことを振り返っていては、それだけで就活が終わってしまいます。
そこで、今回は自己分析の取っ掛かりとなるような、簡単な方法をお伝えできればと思います(あくまでも「取っ掛かり」ですので、これだけでは不十分ですが……)

0. 前提 〜内定に必要な2つのこと〜

まず前提ですが、選考のアピールで必要なのは、以下の2つのことです。

  • 企業に貢献できる能力がある
  • 企業の事業や価値観と合っている

この2つを知る為にどんな過去を振り返れば良いのかが大切です。逆に言えば、最低この2つを振り返れれば、最低限の自己分析はできたと言って良いでしょう。

1. ターニングポイントを振り返る

人生にはターニングポイントとなった経験があると思います。分かりやすい所で言うと、受験があります。受験は「進路」という将来を選ぶわけですから、多少なりとも自分の将来について考えたかと思います。「こういうことがやりたいから、この学校」といった具合です。そうした「将来について考えたターニングポイント」となった経験を振り返ることで、自分の目指したい将来が見えてくることもあります。

ターニングポイントから見えること
→自分が将来やりたい(と思っているかもしれない)こと
→自分の漠然とした志向性(人助けがしたい、等)
など

2. 人生の壁を振り返る

20年も生きていれば、何度か壁にぶつかった経験があるかと思います。全力で打ちこんだ部活で成果を残せなかった、受験に失敗した、いじめられたなど、そうしたネガティブな経験のなかで感じたことは、いまの自分の価値観に大きな影響を与えている可能性があります。たとえば、いじめられた経験から「自分は絶対に人を傷つけたりしない」と他人思いな性格が芽生えたかもしれません。そうした過去に根強い根拠のある価値観は、その経験をエピソードとすることで面接官にも説得的にアピールできます。
また、ぶつかった壁を振り返るときに「それをどう乗り越えたか?」も洗い出しておくと良いでしょう。企業は逆境(=仕事上の困難)にぶつかった時に、それをどう乗り越えるのかを知りたいです。

人生の壁から見えること
→(逆に考えて)自分が大切にしている価値観、考え
→困難を乗り越える上での自分なりに意識していること、方法論
など

3. 嬉しかったことを振り返る

嬉しかったことと言うと少し漠然としていますが、たとえば泣くほど嬉しかったこと、達成感を得られたことのように、極端なケースを思い出すと分かりやすいかもしれません。
嬉しかった瞬間、達成感を得られた瞬間は、企業からしても知りたいところです。なぜなら、それを知ることで「その就活生がやり甲斐を感じる瞬間」を見極められるからです。そのやり甲斐が、会社で感じるやり甲斐と共通するものであれば、企業の価値観とマッチしているので、採用担当者も安心して次の選考に上げられます。

嬉しかったことから見えること
→やり甲斐を感じる瞬間
→モチベーションが高まる瞬間
など

4. 自分なりに考えて決断を下したことを振り返る

ターニングポイントとやや被りますが、それほど大きくない決断にも自分の価値観が現れていることが多いです。たとえば、小学校や中学校で学級委員に立候補したり、部活で部長に推薦されたのを受けたり、そうしたレベルの出来事です。
この時のポイントは、自分から「進んで」決断したことである点です。周囲に流されて、そのまま済し崩しで決まったことは振り返ってもあまり意味はありません。それは「自分から主体的に決断を下していないから」です。つまり「価値観=判断基準が反映されていない」から、自分の大切にしている価値観を掘り起こす材料にはなり得ません。

決断を下したことから見えること
→自分が大切にしている価値観
→性格上の自分らしさ

5. なにかを解決、改善した経験を振り返る

やや抽象的に言えば「ネガティブな状況をポジティブに変えた経験」を振り返ることをオススメします。企業に置き換えれば「事業・仕事の課題を解決すること」となります。つまり、入社後に仕事ができる学生か否かを知る上で、この経験は採用担当者が是非知りたいことなわけです。
よく「学生時代に頑張ったこと」が選考では尋ねられます。ですが、本当に「単に頑張ったこと」をアピールしても内定は出ません。ここで尋ねているのは、この「なにかを解決、改善した経験」だからです。たとえば体育会だと、「とにかく優勝目指して頑張ってきた!」ことではなく、「その優勝を目指す上でたちはだかった壁を、自分(たち)はどう乗り越えてきたのか」です。それがアピールできないと企業には響きません。

なにかを解決、改善した経験から見えること
→自分が持っている能力

以上、自己分析の取っ掛かりとして振り返るべき5つのポイントになりました。もちろん、これ以外にも自分の価値観が反映された出来事などはたくさんあると思います。大切なのは前提でも書きました2点を振り返ること、「能力が発揮された経験」と「価値観が反映された経験」の2つを振り返ることです。そこさえ押さえておけば、上記の5つに縛られる必要はありません。