長所と短所は表裏一体? | 新卒就活.com

2016/08/08更新

長所と短所は表裏一体?

新卒就活の手引き
「あなたの短所は何ですか?」

就活における面接シーンで幾度となく耳にする質問です。
王道でありながら多くの就活生を悩ませる苦問の一つですね。
「自分を売り込みに面接に来ているのに短所を吐かせるとは意地の悪い面接官だ!」と文句をたらす就活生も少なくないでしょう。
受験勉強や詰め込み学習の名残なのか、チェーン店増加によるアルバイト業務のマニュアル化の罪なのか、はたまたGoogle先生が人間の思考を鈍らせたのか、一部の就活生が無心で依存するのが就活マニュアルだったりします。
今回は「あなたの短所はなんですか?」という質問にフォーカスしてお届けします。

「あなたの短所はなんですか?」就活マニュアルにはこう書かれている。

そしてチマタの就活マニュアルにはこう書かれていたりもします。
「長所と短所は表裏一体」であると(以後、このテクニックを表裏一体テクと呼ぶ)。要は言い換えです。

一例を挙げると、僕は就活を始めた当初、長所は「一点集中力」、短所は「視野の狭さ」という、「長所と短所」に対する質問の「答」を用意していました。
表裏一体テクは、完成度の高いテクニックであると現在でも僕は考えています。
面接官に短所を掘り下げられても逆にそこは自分の長所であると開き直って説明することができるからです。
緩い面接官であれば、表裏一体テク一つで悩ましい冒頭の質問を無事クリアすることができるでしょう。

しかし、人気企業の高次面接にもなってくると、小手先のテクニックはそう容易には通用しなくなってきます。
表裏一体テクが就活生サイドで広く普及しているのと同時に、面接官サイドでも表裏一体テクを論破するテクニックが広く普及しているとのことです。
具体的には下記の通りです。

更に長所を伸ばそうと思いますか?
Yes→更に長所を伸ばすと短所も伸ばしてしまうのでは?
No→長所なのに更に伸ばそうと思わないのですか?
短所を克服しようと思いますか?
Yes→短所を克服すると長所も弱まってしまうのでは?
No→短所なのに克服しようと思わないのですか?

表裏一体テクを使用する場合は、上記のような面接官の切り返しへの切り返しまで見据えて対策を練ってください。
どうしても表裏一体テクを使用したい方は、「ネガポ辞典」という表裏一体テクを網羅した辞典もあるのでご参考までに。

僕がやってしまった表裏一体テクの苦い思い出

ちなみに僕は、恥ずかしながら表裏一体テクを安易に用いて第一志望企業の面接に挑むも、上記の面接官サイドのテクニックにたじろぎ完全論破を見舞われ、他愛もなく落選してしまった悔しい春の記憶が現在も脳裏にこびりついております。
小手先のテクニックに溺れ、面接をナメてかかった制裁でしょう。
十分に対策は整えたと面接前は根拠もなく自惚れていましたが、蓋を開ければまったくの対策不足であったと猛省するばかりでした。

表裏一体テクを否定するつもりは毛頭ございません。時にはテクニックが必要なことも往々にしてあるでしょう。
しかし、僕のように安易に小手先のテクニックに溺れ、第一志望企業に他愛もなく落選してしまう就活生が一人でも減って欲しいと切に願っております。無用な茶番はもうやめにしましょう。企業と学生の双方が本心で歩み寄れば、就活はもっと素敵な出会いの場になるはずです。
皆さんの本当の「短所」は何ですか?今一度、自分自身に問い直してみてください。