面接ではなぜ緊張するの?場面ごとに異なる緊張から解放される方法 | 新卒就活.com

2016/09/27更新

面接ではなぜ緊張するの?場面ごとに異なる緊張から解放される方法

面接は、とても緊張してしまい、いつもの私が出せなかったという人は多いものです。面接が終わると絶望に打樋がれてしまいがちですが、緊張対策は万全でしたか?緊張しやすいことを知っておきながら、対策を何もしていなかったのであれば、それはあなたの努力不足です。緊張しやすい人でも面接を勝ち進んでいる人はいます。では、緊張しやすい人でも勝ち進める人とそうでない人は、どこが境界線なのでしょうか。
今回は、面接で緊張してしまう理由と、緊張しないための秘訣をご紹介します。

人間は何故緊張するの?

girl-218706_960_720

面接やスピーチ、プレゼンテーションなどの発表の場では、多くの人がベストコンディションで臨みたいはず。しかし、それを阻害するのが“緊張”です。大切な時と思えば思うほど、緊張していきます。
そもそもなぜ人間は、緊張をしてしまうのでしょうか?

防衛本能!適度な緊張は時には最高のパフォーマンスに貢献する

人間には、防御本能が備わっています。太古の日本では、狩猟を行う時にアドレナリンを分泌して、戦闘態勢をとっていました。アドレナリンが分泌されると、血圧が上がり集中力が高められ、狩猟の成功確率を上げていました。

このように考えると、緊張というものは、最高のコンディションにするために起こっているとも捉えられます。適度な緊張は最高のパフォーマンスに近づけるための身体からの後押しだと思うと、気持ちも楽になるのではないでしょうか?

過去のおぞましいトラウマによるもの

面接の場で、一度失敗してしまいそれが尾を引いて、次の面接でも同じことをやってしまうのではないかという不安に襲われる人もいます。まさしくトラウマによるものです。トラウマの影響により、苦手意識が根付いてしまい、毎回面接時に過度な緊張をしてしまうのです。

日本人は緊張しやすい

日本人は、基本的に緊張しやすい人が多い民族と言われています。それは遺伝子が関係してきていると言われています。

“セロトニン”という脳にある神経伝達物質は、不安や緊張を和らげる効果があります。この神経伝達の量を決定する役割を担っているのが、「セロトニントランスポーター」という遺伝子です。この遺伝子には型があり、一番小さいものを「SS型」、中間を「SL型」、一番大きいものを「LL型」としています。一番小さい「SS型」は、セロトニンの量が少ないものになります。

日本人は、「SS型」である人が多いため、不安や緊張を感じやすい傾向にあります。心配性な日本人の気質には、遺伝子が関係していたのですね。

また、集団行動を幼い頃から取り入れているため、「みんなと一緒が安心」精神が根付いているため、周りと一緒を好み、目立つことを極力避けてしまうのです。それにより、人目を引くことにひどく恐怖を抱きます。
面接という場は、面接官の視線を集め、自分を表現しなくてはなりません。そのため、どうしても緊張してしまう人が多いのです。

緊張を意識しすぎてさらに悪化

緊張は誰でもしてしまいます。緊張してしまう人は、他の人と比べて自分を否定しがちですが、そうしてしまうとより緊張がエスカレートしてしまいかねません。
否定すればするほど、“緊張”に意識がいってしまい、常に緊張状態になってしまうのです。そのため、緊張から解放されなくなり、どう努力しても暗いトンネルを抜けられない状態が続いてしまうので、悪循環に苛まされて辛いだけです。

そこから解放されるためには、まずは否定や自己嫌悪をやめましょう。この世の中に完全な人間はいないと言っても過言ではないです。自分の欠点を肯定し、受け入れることが緊張を和らげるうえで重要になります。

面接前日までに行っておくべきこと

rock-1560867_960_720
面接は、前日までにやっておくべきことができているかどうかでも、当日の緊張具合に変化が現れます。どうしても緊張してしまう人は、事前準備を済ましておきましょう。

スティーブ・ジョブズを見習って何週間も前からリハーサルをする

演説の神とうたわれたスティーブ・ジョブズですが、実はあがり症だったのはご存知でしょうか?多くの観衆の前で悠々と演説する姿からは想像もつかないですよね。

スティーブ・ジョブズは、自分があがり症なのを否定するのではなく受け入れ、それを克服するために影で努力をしていました。彼は、5分間のプレゼンのために何週間も前から練習を続け、何百時間を費やして、本番に向けてリハーサルを重ねたのです。
彼は、この経験から「慣れることが重要」と語ったそうです。天才と言われる人でも、このように練習を積み重ねているので、学生も本命企業には、これくらいの練習をしてみてはいかがでしょうか。

イメージトレーニング+事前準備

イメージトレーニングも緊張しないための方法として有効です。何となく、こんな感じかなとイメージするのでは十分ではありません。イメージトレーニングもいくつかポイントがあるので、それにのとって行いましょう。

成功した瞬間をイメージ
具体的に細部まで想像する
感情までイメージする
面接官は、怖い人でイメージする

イメージトレーニングは、具体的で細かいところまで想像できると非常に有効です。面接の場合は、どんな質問が投げかけられ、どんな内容で答えるのか。また、返答した時の面接官の表情や態度までをいくつかのパターンで想像しておくと、どのような反応が返ってきてもうろたえずにすむでしょう。

面接で緊張しないための始まる前の対策

still-life-1460067_960_720

面接の当日を迎えて、企業に向かっている際にすでに緊張してきた、待合室で待っている時に心臓が早鐘を打つようになってきた際に、すぐに対処できる方法もご紹介します。

ツボ押し

ツボ押しも緊張をほぐすのに効果があり、特に必要なものもないので、どのような場面でもできる利点があります。

◆労宮(ろうきゅう)
手のひらの真ん中にあるツボです。5秒押して、ゆっくり離していきます。5回ほど繰り返し、最後には手のひら全体をもみほぐすと血行がさらによくなり、緊張を緩和してくれるでしょう。

◆神門(しんもん)
手首の横ジワの小指側の少しくぼんでいるところ。ゆっくり指圧してください。神経の高ぶりなどを抑制します。

◆内関(ないかん):手首の横ジワから指3本分を横に置いた位置の腱の間にあります。心を落ち着かせる効果が見込めます。

呼吸法

緊張すると呼吸が浅くなってきます。この状態が行き過ぎると過呼吸になってしまいます。
呼吸が浅くなると脳に行き渡る栄養や酸素が少なくなるので、頭の回転が鈍くなり、心拍数も上がってくるので、これを鎮めるために深呼吸をして落ち着かせます。

【1】まず、2秒かけて息を鼻から吸います
【2】息を吸ったら、数秒呼吸を止めます
【3】その後、2秒の倍の4秒かけて口から息を全部吐き出します

呼吸法でポイントになるのは、腹式呼吸を行うことです。息を吸うときは、お腹を膨らませるようにして、息を吐くときはお腹をへこませるようにします。

これで呼吸が落ち着き心拍数も落ち着いてきます。
最初のうちは、慣れない呼吸によって、苦しい場合もありますが、3、4回行えば、息苦しさを感じる緊張状態から緩和状態へ移行するので、普段の呼吸のようにできるようになるでしょう。呼吸法は、効果が出るまでに時間が必要で、約3~5分間を目安に行ってみてください。

リラックスできる香り

香りにも緊張をほぐす効果があります。気持ちをスッキリさせたい場合は、柑橘系の香りが最適でしょう。また、ラベンダーも様々な芳香剤として発売されているだけあって、リラックス効果をもたらします。

自分が好きな香水やコロンなどでも活用できます。好きな香りであれば、リラクゼーションを期待できますので、好みの香りを見つけて持ち歩きましょう。

面接中に緊張した時のとっておきの対処法

siamese-468814_960_720

続いて、面接が始まって面接官の雰囲気にのまれて緊張してしまった時などに、有効な緊張を和らげる方法をご紹介します。

早口は緊張を加速させる!ゆっくりしゃべろう

緊張してしまうと、どうしても早口になりがちです。しかし、その早口を聞くことで、自分が緊張していることを改めて目の当たりにしてしまうため、緊張がさらに加速してしまいます。悪循環になってしまうので、面接中は、ゆっくり話すことを心がけましょう。

ゆっくり話すと、面接官も聞き取りやすく、落ち着いている印象を与えることにも一役買います。

語尾をはっきり言う

緊張したり、自信がないと語尾はどんどん消えていってしまいます。自分ではなかなか気付けない部分でもあります。面接官からすると、どうしても気弱といった印象や自信がないように映ってしまいます。

自信がなくても、語尾は小さくせずにはっきり言いましょう

面接官の目が見れない!そんな時は鼻やその奥を見る

面接中は、面接官の目を見て話すように言われますが、緊張しやすい人にとっては非常に難しいことでしょう。そのため、目を見ているように錯覚させる方法を使ってみてください。

目の近くを見るようにすると目が合っていると面接官は感じます。たとえば、鼻や口元、面接官の背後にある壁などを見てみましょう

少しだけ目を見ることができる人は、ここぞ!いう時に1回だけしっかり相手の目を見てください。こうすることで、力の入り方やアピール力が変わります。

素直に緊張していることを打ち明ける

面接官も学生が緊張してしまうことは百も承知で面接を行っています。そのため、隠す方が心身的につらい場合は、緊張していることを打ち明けましょう。打ち明けることで、多少荷が下りて、緊張が緩和されるはずです。

まとめ

woman-1246844_960_720 (1)

面接中は、どうしても緊張してしまうものです。しかし、あなただけが緊張しているわけではありません。みんなも緊張しています。

緊張というのは、遺伝子に組み込まれた防衛本能です。正常に反応している証拠でもあるので、否定するのではなく「緊張しやすい」ことを肯定しましょう。ここができないと次の段階には進めません。

緊張を緩和するためには、幾度にもわたって練習が必要です。実際に声や行動をしてみる練習とイメージトレーニングを行ってみましょう。あらかじめ予想できると、思考が停止することを予防できます。

緊張を和らげる方法は、人それぞれ異なるので、自分に合った方法を見つけてみましょう。