SPI試験の性格検査を突破するための3つのポイント | 新卒就活.com

2016/09/01更新

SPI試験の性格検査を突破するための3つのポイント

SPI試験には基礎的な性格検査と能力検査の2種類があります。能力検査の方は参考資料を使うなどいくらでも対策の手段があります。ですが、性格検査の方はどうでしょうか。
選考の際、性格検査で苦労する人もいます。ここでは、そもそも性格検査とは何なのか、性格検査で選考を通過するためのポイントについて説明します。

SPI試験の性格検査から判断される内容

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SPI試験には基礎的な性格検査と能力検査の2種類があります。能力に関しては、問題集で対策できる手段があります。
しかし、性格検査の質問ではある程度企業に合わせて回答するほうがよいとする意見もあり、対策が難しいのです。

そもそも、SPI試験の性格検査では200程度の質問が並んでいます。内容は、行動的側面・意欲的側面・情緒的側面・ライスケールの4つに分かれます。この4つの要素から、以下の内容が判断されます。


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「人に対してどう接するのか」
「課題に対してどのように対処するのか」
「感情がコントロールできるのか」
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企業が求める職種による人物像

では、業種ごとに好まれる人物像の傾向を確認してみましょう。

■販売・サービス職:配慮・サービス性
■金融系専門職:緻密性・機敏性
■営業職:外向性
■技術系(IT/通信):柔軟性

このように、少しずつ内容が異なります。事前に業界研究や、OB訪問を行って、働いている人のイメージを掴むとよいのではないでしょうか。

性格検査で参考にしたい質問内容

ここでは、質問内容の例からどのような内容が調べられているか、2つの例を載せます。

【身体活動性に関する質問】
[ 問題文 ] 身体を動かすのが好きなほうだ / フットワークは軽い方だ
[ 選択肢 ] はい  いいえ

ほぼ全ての業界、職業で、運動が好きな方が良いです。ここでは「はい」を選ぶと、健康的な印象を与えられます。

【ライスケールを診断する質問】
[問題文] 嘘をついたことは一度もない/悪口を言ったことは一度もない/約束を破ったことは一度もない
[選択肢] はい いいえ

ここで「はい」と選ぶと、企業から「正直に答えていないのでは」と思われる可能性があります。また、このような回答が続くと「全体の回答で嘘をついている可能性がある」と思われて選考の通過率が下がることもあるため、注意が必要です。

性格検査を突破するコツ①求められる人物像を把握

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性格検査では、できるだけ企業が求めている人物像と結果を近づけたほうがよいとされています。志望先の企業がどのような人材を求めているのかを知ることで、適性検査の答え方を意識できるでしょう。

ポジティブな性質はある程度求められる

性格検査では、嘘で固めるとまでいかなくても、ある程度自分を盛って見せる必要があります。どのような会社でも、以下の要素は同じ評価となることが多いようです。

・持続力、持続性、向上心⇒評価が高い
・内向的、自責性、気分屋⇒評価が低い

一般的に求められている人物像を考えれば、納得できるような気がしますね。明るく、立ち直りが早い方であれば、企業から求められている社会人像と言えるのではないでしょうか。

性格検査を突破するコツ②矛盾には要注意

性格検査で印象の良い回答をするコツとして、矛盾が出ないように気を付ける必要があります。
性格検査では、言い回しが少し異なる、似たような意味の質問が頻繁に現れます。そのため、急いで回答すると、うっかり矛盾のある回答をしてしまうことに繋がりかねません。

質問の意味を考えながら丁寧に回答していこう

矛盾が出ないように回答をするには、しっかり自分がした回答を意識して解き進めましょう。質問量の多さに惑わされないで、質問の意味を考えながら一つ一つの質問に対して丁寧に回答してください。
すると自然に自分のしてきた回答を意識しながら回答できるようになります。

性格検査を突破するコツ③無理のない回答を

性格検査で考えて問題を解くと、うまく相手の求める人物像になりきることができる場合があります。
ただその場合、面接で違和感が生じることもあるようです。面接の受け答えで無理している様子がうかがわれたら、微妙な空気が流れます。そのため、無理のない回答をしたほうがよいでしょう。
あまり印象の良すぎる回答をすることも考えものですね。

いい人になりきるのは危険、程よく正直に

SPI試験の性格検査では、あきらかにひっかけとでもいうべき問題が出されます。その場合は機械的にいい人になると明らかにおかしいです。この際は、素直に回答してください。
答えの程度がわからない方は、問題を解いておくことがおすすめです。解説付きの問題集では、出題の意図が詳しく説明されています。解いた回答を見比べると、かなり参考になりますよ。

ただ企業が採用する人材の性格は一貫していない

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とはいえ、採用される人材が同じ性格のわけではありません。すべての企業に通用する答えというものはなく、企業側も答えを明確に追求しているとは言い切れません。
そのため、企業が用意した性格検査対策に時間を費やしても、努力の甲斐が見えにくいのではないでしょうか。少し工夫したところで、性格検査では見抜かれてしまうようです。

本来の自分を活かせる場所で輝くべき

ですから、本当は一貫性を持って正直に答えることがおすすめです。せっかく頑張って入った企業でも。会社の雰囲気や人柄に馴染ことができず、苦しくて辞める人は多くいます。2016年度の大卒の3年後離職率は32.3%です。この数字がどれほど意味を持つ数値であるか、入社後に実感しても、もう時間を取り戻すことはできません。

ここまでポイントをご紹介しましたが、現役の就活生は本来の自分に自信を持つと良いと思います。ある程度の対策はするものの、ご自分に近い回答を選んでください。きっと幸せに働くことができます。頑張ってくださいね。

SPI試験の性格検査では求められる人物像とあなたが近いのかを考えて解こう

SPI試験の性格検査の通過率を高めるには、業界や企業が求めている人物像をチェックしてみましょう。さらに、矛盾を避ける、無理なく回答するなど、通過率を上げるためのコツがあります。不安であれば、事前に練習することも可能です。
ただ、あまり企業に合わせて後悔してしまうのも、考えものです。就活では、自分に合う企業を探すつもりで挑戦すると良いのではないでしょうか。就活生は企業に選ばれる一方で、企業を選ぶ立場です。本来の自分を大切にして、企業の選考に参加してください。素敵な場所が見つかりますように。