SPI試験の漢字の設問に関する対処法 | 新卒就活.com

2016/08/04更新

SPI試験の漢字の設問に関する対処法

SPI試験のなかでも、多くの受験生が得点源にできるのが「言語分野」で中でも幹事の設問は得点源です。
というのも、言語分野は非言語分野にくらべて事前準備をどれだけしたかが素直に得点に反映されるものだからです。
今回はそんな言語分野のうち「漢字」が登場する設問の対処方法を伝授いたしましょう。

SPI試験の漢字の設問に関する対処法1,「語句の意味」は覚える!

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SPI試験の言語分野からは「二語の関係」「語句の意味」「語句の用法」「文の並び換え」「文節の並び換え」「空欄補充」「熟語の成り立ち」「長文読解」が出題されますが、そのうち漢字の理解がメインとなるものは「語句の意味」と「熟語の成り立ち」です。
「語句の意味」は、設問に書かれた「意味」にあてはまる語句を選択肢から選ぶというもので、選択肢に挙げられている語句は難読漢字や四字熟語となっています。例題を見てみましょう。

【問題1】一番大切なきまりや法律

A 玉石混淆
B 一条鞭法
C 金科玉条
D 明鏡止水
E 金烏玉兎

わかりましたか? 答えはCの「金科玉条」です。
このように、語句の意味を答える問題はどうしても「知っているか知らないか」に還元されてしまいます。

●過去問の数をこなして覚えることが重要!頻出語句から覚えていくのが効率的

しかしSPI試験には同時に出題の傾向もあるので、過去問をたくさん解いて頻出語句から覚えていくようにすれば対処することができます。
その際には、正答でない選択肢の語句の意味もしっかり覚えていくと、知識量を増やしていくことができます。
そうやって知識量を増やすことができれば、解答に迷ったときに確実に間違っているがわかる選択肢を消去することにより、正答する確率を高くすることだってできるのです。

SPI試験の漢字の設問に関する対処法2,「熟語の成り立ち」はパターンを理解

つづいて「熟語の成り立ち」について見ていきましょう。これもSPI試験のうち漢字の理解が必要とされる問題です。

【問題2】「描画」と同じ成り立ちの熟語を選択肢から選びなさい。

A 邦画
B 公立
C 収支
D 滅菌
E 飢餓

どうでしょうか? 正解はDの「滅菌」ですが、理由はわかりますか?
「描画」というのは「画(え)を描く」ことですよね。
つまり、「描画」という熟語は「動詞を表す漢字の後に、目的語を表す漢字がついている」という構造をしていることがわかります。これと同じ構造をしている熟語をAからEのなかから探していくと、Dの「滅菌」が「菌を滅する」という意味で「動詞を表す漢字の後に、目的語を表す漢字がついている」という構造をしているので、これが正解ということになります。
ちょっと難しかったという方もいらっしゃるかもしれませんね。でも大丈夫。SPI試験で出題される「熟語の成り立ち」問題にはパターンがあるのです!

SPI試験の漢字の設問に関する対処法3,6つのパターンを覚える

ではさっそくSPI試験「熟語の成り立ち」問題のパターンを挙げていきましょう。

●パターン1,主語と述語の関係

【問題2】Bの「公立」は「公(おおやけ)が立てる」という意味になりますね。
この熟語のように、前後の漢字が主語と述語の関係になっているものがこのパターンになります。

●パターン2,似た意味のことばを重ねている

【問題2】Eの「飢餓」はどちらも「食べ物がなくて空腹で苦しむ」という意味の「飢える」「餓える」という漢字を重ねています。
このような似た意味のことばを重ねるパターンは「生産」「告知」などたくさんあります。

●パターン3,反対の意味のことばを重ねている

【問題2】Cの「収支」は「収入と支出」という意味です。
このように、反対の意味のことばを重ねるパターンには「需給」や「得失」などがあります。

●パターン4,動詞を表す漢字の後に、目的語を表す漢字がついている

これはさきほどご説明した【問題2】D「滅菌」のパターンですね。

●パターン5,前に置かれた漢字が後に置かれた漢字を修飾している

【問題2】Aの「邦画」は「日本の映画」という意味です。
「邦」は「邦人」「本邦」などと使われるように「日本の」という意味をもつ漢字なのですね。
これが、前に置かれた漢字が後に置かれた漢字を修飾しているというパターンになります。

●パターン6,前の字が後の字を打ち消す

「無臭」「未達」「不実」などは「においがない」「達成してない」「誠実でない」と前の字が後の字の意味を打ち消しています。
数は少ないですが、SPI試験ではこのようなパターンも過去に出題されています。

SPI試験の漢字の設問に関する対処法として有効なのは語句の意味を調べる癖をつけること!

以上、SPI試験の言語分野で出題される漢字の問題を見ていきました。
「語句の意味」の問題では知識を積み重ねて正答率を上げること、「熟語の成り立ち」は数多くの問題をこなしてパターンをつかむことが重要となってきますので、その違いをよく理解して効率良く勉強を進めていきましょうね。